Day234.考える事の大切さ
明日から仕事始めです。
正月休みの最終日に読んだのが
ジョージオーウェルの1984年。
内容は知っている方と思いますので
詳細は割愛しますが、こちらに書評を書きました。
思考をテーマに書きたいと思います。
もし思考する事自体を奪われたら
どんなに恐ろしい事でしょうか。
自分の考えを持ってはならない。
与えられた事だけを淡々と受け入れて過ごす日々。
自分の意思もなくなってしまう。
昨年、公文書の管理などで色々問題になりましたが
疑念が残る状態で年を越してしまいました。
何が真実かは当事者の記憶や残されたデータ・文書でしか
知りうる事ができません。
もしその文書データが改竄、変造、偽造されていたら?
もはや真実が何なのかがわからなくなる。
今の時代、インターネット社会で
色々な情報がオープンになるようになってきた。
それでもいまだにクローズな情報はたくさんある。
これからはブロックチェーンなどの技術を使って
改竄が不可能なデータの保存が主流にはなるでしょう。
それでもそのデータをブロックチェーンで保存するか
また、その保存したデータを開示するのかどうかを
決めていくのは結局人間である。
そこに人間が介在する限り
真実は本当に真実と言えるのかわからない。
99人が2+2=5であるといえば
それが真実になってしまうのかもしれない。
大多数が賛成すればそれが真実になってしまうのかもしれない。
なんか色々考えさせられる小説でした。
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