サンクコスト

Day220.サンクコスト

さて、サンクコスト。
最近読む本にちょくちょくでてきます。

日本語だと「埋没費用」とかですかね。
既に投資してしまって、それが回収できない状態。
マーケティング用語ですね。

例:映画
映画館で1,900円でチケットを買って入場。
10分後にこの映画がクソつまらない事が発覚。
残りの110分を居座るか、退出するか悩む…。
でも、既に支払った1,900円と時間10分は戻らない。
これがサンクコストですね。

この場合は1,900円払ったからといって残りの110分を
その場に留まるのは損ですね。
この「1,900円」はサンクコストであって、回収できません。
残りの110分間、居座るかどうかの意思決定に影響しそうですが
最初のサンクコストはどうしようもないので無視して考えるべき❗️

このサンクコストって様々な場面で発生しますよね。

注文した料理が不味かったら、もう既に支払いが発生するのだから
それは割り切って食べないor他の料理を注文or店を出る
などの判断をした方が良いですよね。

サンクコストに惑わされて
その後の意思決定がぶれてはいけない。

結構、仕事でもあるあるだなぁって思います。

何ヵ年も事業に投資したけれどもなかなか結果がでない。
ここまでXXX億円も投資してきたから後戻りできない。
もう少し投資すれば目が出るはず…。
正直、心理的にはここまで投資してきたという気持ちはわかるが
それは過去の話で支払ったものだから戻らない。
冷静に現在、未来がどうなるかを考えて
投資し続けるかどうかの判断をする事が大事。
そして現場ができないのであれば
それをするのが経営者の役目。
最近、日々そう思います。

もったいなくて捨てられない。
もう使えないのだけれど、捨てられない。
既に終わった恋愛なのに忘れられない。

そういうのは全て忘れましょう❗️
過去よりも今、未来を見据えて。

これは重要な事ですね❗️

※わかりやすいHP


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