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"5/7以降も休校が延長するとしたら" 校長先生になった気で具体策を練る③「先生向け研修会をやってみた」

完全リモートワークも今日で13日目。
最近はお客様(自治体の方)もWEB会議経由での打合せに抵抗感がなくなってきているので、営業職でもますます引きこもり生活がはかどります。

近くのお寿司屋さんもランチのお弁当テイクアウトを始めていました。野菜の押し寿司弁当がワンコインとかなりお得な感じなので思わず買ってしまいました(美味かった!)。

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あまり外出しちゃいけないのかもですが、体もかなり鈍ってしまうことと、飲食店を支援したい気持ちもあり、近場でランチ弁当を探すのが楽しみになっています。

雑談さておき、前回の"5/7以降も休校が延長するとしたら" 校長先生になった気で具体策を練る②「家庭のICT環境を確認する」でも予告した通り、今日は(日付が変わったので昨日は)先生向けの研修会。
その状況をレポートします。

改めてスケジュールを確認

まずは今日がどんな日か。改めてスケジュールを確認します。

タイトル③

プラットフォームのIDも作ったし、家庭のICT環境アンケートも行ったので、次は先生が慣れるための研修会
相手の学校は九州にあるため、WEB会議システムでやります
前日に(本物の)校長先生を通じて、参加する先生の調整をいただき(今回は主となる6名の先生が参加することに)、各々PCを持ち込んでいただき、自身のIDでプラットフォーム(今回は当社のまなびポケット)に入れる状況にしておいてもらいました。

WEB会議システムを通じた研修スタート!

今回、WEB会議システムはZoomを利用しています。
Zoomは色々とセキュリティ不安などもあるので、以下の対策も実施して行っています。

– ファイルのアップロード・共有を禁止
– パスワードを設定し、招待リンクにパスワードを埋め込まない
– 待機室機能を有効にし、ホストが承認しないと参加できないようにする
– 固定のパーソナルIDを使用しない
– Zoomクライアントを最新版にしておく
– 全ての参加者が出席した後、ミーティングのロック
などなど

研修時の画面はこんな感じ。

Zoom画像

Snap Cameraネコを頭に乗せてるのが私です(ホントふざけてますね...。)。これを許してくれている校長先生や先生方の懐の深さに感謝です(内心激怒しているかもですが)。
我々のメンバも顔出しOKか確認とっていないので、ネコのシルエットで顔を隠しておきます(なんか背景もふざけた感じの輩がいて正直すまんです)。

アジェンダは画像の通りで

1.休校対応の今後の見通し。オンライン授業ってどんなSTEPで実施可能?:15分
2.まなびポケットを活用した休校対応中での活用方法(基本編):45分
3. スクールタクトを活用した休校対応中での活用方法(基本編):50分
4.質疑応答:10分 ~ 先生方が許すまで

こんな感じです。
それではスタート!

今日の趣旨とオンライン授業のステップを説明

最初のスピーカーは私、稲田です。
資料としては以下で説明しています

アプリ利用の方向けにこちらにリンクも置いておきます。
※無断流用いくらでもOKです。いらすとやさんが許す限りで。

お伝えしたことは、箇条書きすると以下です。

・休校が延長するかも。もしすぐに休校にならなくても備えは必要
ウィズコロナの世界では、休校→開校→休校を繰り返すかも
アフターコロナの世界では、登校困難なときでもみんなで学べる
・そして一度世界が変わると、コロナの前には戻らないはず。
文科省も本気になってきています。昨日(4/21)通知もきています。
リスクを考えて備えるとこんなスケジュールでは。
・今日はそのなかでの研修会とオンラインでのキックオフ
まずはスモールステップで始めましょう!!
・使うアプリはまなびポケットスクールタクト
・使い分けの目安は以下だけど、先生方の再発明に期待しています!

休校リスクに向けた研修会(稲田パート) (1)

結構真面目なことを熱く説明していたのですが、その間、ずっとネコが頭に乗っていました...。
もう誰もツッコミを入れてくれなくなっていました(涙)

まなびポケット活用の実践編(基礎)

ここからはバトンタッチして、当社でCX向上を担うチームの期待の後輩女子(出社していた頃はいつも何か食べていたイメージの女子。でもメキメキこういった研修会の能力をつけています。ただ、いつも何か食べているイメージが抜けません。括弧内の文章が3行超に。もうやめます。)が、スライドで説明しつつ、先生方にも実際にまなびポケットにログインしてもらい、一緒に操作する形式で進めていきました。

まずはメッセージ(チャット)機能を使って、先生同士の交流やファイルの共有をやってもらいつつ(雑談ルームや学年会のルームを作ってやりとり)

メッセージ機能

健康観察の検温をアンケートを使って実施する例を紹介しています。

検温

また、他の課題の提示や他のアプリ起動をしてもらうための指示だしでの活用などを紹介し、まなびポケットのメッセージ(チャット)機能を一緒に体感してもらいました。

アプリへの指示だし


スクールタクト活用の実践編

次は授業支援システムのスクールタクトの実践編。スクールタクトの概要や他校での実践例を紹介しつつ、早速先生方で使ってみることに。

今日、朝ごはんを食べてきているかをクリッカー機能で聞きつつ(全員食べていました)、皆さんに今日のメニューを絵で書いてもらうことに。

朝ごはん

タブレットに指で描いてもらっていますが、なかなか上手いですね。バナナの人は絵心あります。左下の青いのは何だろう?(失礼)

また、一覧で共有しあいながら課題を取り組んだり、お互いにコメントをしたりと、先生方にも積極的に参加いただきながら、スクールタクトを体感していただきました。

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少し脱線しますが、このパートのスピーカーはコードタクトの方ですが、大阪から参加してくださっています。私たちは東京で、学校の先生方は九州
これが実現できるのは、クラウドベースの授業支援システムならではです。
そして、クラウドサービスなのに全くストレスなく動きます。タイムラグが感じられないほどリアルタイムに反映されてきます。
スクールタクトの良いところは色々ありますが、私はココが一番スゴイと思っていますし、使う側からすると地味ですがとても重要な部分です。
正直、校内サーバのサービスよりも軽くて早いです。マジで。

最後に感想のアンケートをやってみたら・・・

随時、質疑応答も交えながら、約2時間の研修会も終了のお時間に。
最後に折角なのでGoogleフォームで作ったアンケートをまなびポケットのメッセージ機能で配布して、皆さんに回答してもらいました。
(コードタクトの方が説明している間に、その場の思い付きで作りました)

ただアンケートに答えてもらいたかっただけなのですが、これに校長先生がとても興味を持たれ、急遽、Googleフォームの研修も行うことに。

「その場で作り方を見せますので、どんなアンケート作りますか?」と聞くと、校長先生からは「頭にのせる動物は何が良いか?」というお茶目な指示が。あれ、俺なんでこんなの作っているんだろう。

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ちなみに結果は犬とサルが同数で1位。
猫は0でした。なんか悪意を感じるぞ。猫を頭に乗っけるのは寒かったのかな?(涙)

先生方のアンケート結果

各パートの満足度は4や5なので、概ね好評だったようです(私はこういうのは「5は良い」で「4は普通」ぐらいで捉えています)。

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一方で、使えそうかどうかの問いに対しては、5の人もいれば2の人もいる感じ。

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改善の余地がありそうです。
それも伸び代だとポジティブに捉えます!振り返りをして次に繋げるぞ!

おわりに...次回に続く

それなりに好評に(少なくとも楽しい感じで)先生向けの研修会は終わりました。次のスケジュールは...

タイトル休校

家庭のICT環境アンケートの結果を踏まえて、機器等が必要な家庭の確定と機器設定とかですね。
既にGoogleフォームでの家庭のICT環境調査のアンケートは90%以上の保護者が回答してくださっています。
「最後の数パーセントは回答してくれない可能性も高いので、電話をかけて対応することになるのでは」と校長先生も仰っていました。
それでもいつもより回答率が高く集計は一瞬。「これは今後も使わない手はない」とも仰っていました。

私たちはどうしても現地(九州の学校)には行けないので、機器等の設定などは先生方にやっていただかないといけません。勿論、遠隔で支援できることは支援していきます。
そして週明けには学校から保護者・児童に向けてまなびポケットのIDを伝えてもらうことに。
ここからが本番になります。気が引き締まります!

では次は来週ぐらいでしょうか。
もしトラブルや共有すべき事項が出ればそれに限らずで。

ではまた。


P.S.
ちなみにネタで作っていた「頭にネコが乗っているのをどう感じましたか?」というアンケートの回答は...(5が「羨ましい!」で1が「正直寒い...。」)

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普通、こういうとき1とか押さないだろ!
2とか押す先生もいるし!
なんか5の2名も気を遣われている気がしてきた!
絶望した!!

も...もぅ、研修会なんて開催しないんだからっ!(ツンデレ)

※こういうのが寒いだろうな。

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