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【出血サービス】無償で学校向け学力テストのCBT版やります

久しぶり過ぎて、書き出し方が分からなくなってしまった...。
お久しぶりです。前回、NTT Comを退職し、ジョブ型雇用でNTT Comに再就職をしたことを書きましたが、驚くほど仕事の中身は変わらず、馬車馬のように働いております。えーん、noteを書く暇がない...。

そんな状態ですが、今日は書きます。なぜならまなびポケットの宣伝のためだからです。これを書いている時間は、江戸時代の時間では丑時。働きアリとして頑張ります。
宣伝投稿は1年前ぐらいのミルクボーイさんへのオマージュ以来です。本当は前回と同じ漫才形式で書いてみたかったですが、そんなこと続けているとNTT Comとのエージェント契約が解除されそうなので、普通の宣伝記事として書きます。

小・中学校向け学力テストのCBT版を無償提供します

いきなりですが、そんなことやります。
詳しくは以下をご覧いただけたらと(大して詳しく書いていないけど)。

むむ、OGPの画像がちゃんと出ない。改めてタイトル画像と同じものを貼ってみよう。

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いわゆる教育委員会や学校が購入している事業者提供の学力調査のデジタル版=CBT(Computer Based Testing)版を今年5月~6月に提供します。
しかも5月~6月の初回は無償で提供です。
折角導入したGIGAスクールの情報端末。学力調査での活用も検討してみませんか、という感じです。

これ、出血サービスでの無償提供なので(大丈夫か?)、ありがたいことに申込が予想を上回るぐらい殺到したら、ウチのチームの予算的にも、対応する社員の忙しさも壊滅的なダメージを負いそうです...。それはもう、超勤が378時間になるぐらい(おっと自ら地雷に)。

対象は小2~中3、国語と算数・数学の2教科

本当は5教科でやりたかったのですが、まずは国語と算数・数学のみで、小2~中3が対象になります。5~6月実施なので、前年度の学習がない小学校1年生は対象外としています(ごめんなさい)。

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年2回実施を予定していて、次は12月辺りを検討しています(3学期の2月かも)。当然ながら全てオンライン、GIGAで整備された情報端末とネットワークの出番です。

テスト結果のフィードバックはリアルタイム

紙の学力テストの場合、結果が返ってくるのが数週間や数か月ということもあり、自治体や学校としてのマクロでの状態把握はできても、リアルタイムで指導・学習に活かすのは困難だったかと思います。

そこはCBTのメリットを活かし、当然ながらテスト終了後に即時フィードバックができるようになっています。

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IRTに向けた予備調査も兼ねて

今回は、今後のIRT(Item Response Theory:項目反応理論)でのCBT実施に向けた大規模な予備調査も兼ねて実施します。
IRTでのCBT実施によって、従来型テストの素点や偏差での評価では課題となっていた、受験者集団の影響や実施回の難易度の差異などに依存せず、各々の児童生徒や学校における通年・経年での変化を追えるようになってきます。
また、同日・同時間実施の制約からも解放されるため、我々テスト実施側としても安定したテスト実施に繋がってくると考えています。

IRTは結構昔からあるテスト方式ですが、学校教育分野では埼玉県が行った学力・学習状況調査で注目が集まった感じでしょうか。

文部科学省が行っている「全国的な学力調査のCBT化検討ワーキンググループ」でもIRTは話題になっています。

全国学力・学習状況調査CBT化に関しては、委員から

学力調査をCBT化するにあたっては、IRT(項目反応理論)の導入が前提になるのではないか。仮に、IRTを導入せずにCBT化を設計・検討していく場合、学力調査としてできることが狭まっていき、厳しいのではないかと考える。

というコメントも出ているくらいです。
IRTを実施していくには、予備調査のうえで統計的な分析が必要になってきます。今回はその予備調査等も兼ねて実施することになります。

まあ、曽田正人ファンの私としては、IRTといえば国際消防救助隊(International Rescue Team)ですけどね。
スマトラ編、色んな意味でアツいです(分かってくれる人少なそう...。)。

3/18(木), 24(水), 25(木) 15:00からオンライン説明会やります

なかなかこの投稿だけでは伝えきれないので、今回の無償CBT実施に興味を持ってくださる教育委員会向けに、オンラインでの説明会を実施します。
3/18(木), 24(水), 25(木) に、いずれも15:00~16:00で実施します。

文部科学省で実証している「学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT)」との違いや、MEXCBTとの連携のこと、どんな考えでテスト問題を作っているのか、具体的なCBTの実施方法、などなど、説明会でしっかりお伝えできたらと思っています。

説明会の申込は以下で受付しています。

是非、皆さんご参加いただき、初回の無償版に参加してもらい、我々の予算と働き方に深刻なダメージを与えていただけたらと思います。

おわりに...。今後もチャレンジしていきます。

今回のCBTは、まだ文部科学省でも実証しているような内容を、ある意味で飛び越えて大規模にサービス提供していくことでもあり、我々としても相当なチャレンジです。

でも、全国の学校の先生方や児童生徒、教育委員会の方々もGIGAスクールの環境整備で、相当なチャレンジをしているのを知っているつもりです。

折角整備された環境を活かしていく。利活用にも当然ながら力を注いでいきますが(毎日のように学校・教育委員会向けのクローズな研修を行っていますし、オープンなセミナや研修会も毎週のように実施しています)、学びのデータの活用もGIGAスクールの大事なテーマです。
今回のCBTも単なる学力テストの結果ではなく、まなびポケットで提供する様々な教材コンテンツとの連携や分析結果のフィードバックも予定しています。
皆さんのチャレンジに負けないよう、私たちもチャレンジしてみます!

2020年度はGIGAスクールの環境整備一色でしたが、2021年度は整備された環境の利活用促進や学びのデータ活用に力点を置いて進めていきます。
まだまだ無謀なチャレンジが目白押しなので、それはまた折を見て発表させてください。
まなびポケットというサービスもそれを提供する私たちも、チャレンジや失敗もするかもですが、子供たちや先生方、保護者や教育委員会の方にとってよりステキなサービスになっていきたいと思っています。なんとか生暖かい目でご支援いただけたらと。

とりあえず今日はこの辺で。
前回から予告しているマイナンバーの件、書く内容はまとまっているのに書けていない...。うぅ。
しかも次回も宣伝投稿になるかも。そうなったらごめんなさい…。

ではまたー。


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