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バレーボール少年だった自分がバレーボール少年に襷を繋げれた話。

10月22日にVリーグが開幕しました。
(Vリーグはバレーボールのトップリーグです)

開幕戦はホームタウンの大阪府箕面市にある箕面スカイアリーナで行われました。対戦相手は静岡のチーム、東レアローズさんです。

土日とも東レアローズさんと対戦し、1勝1敗でした。

開幕週に2連勝とはならずに悔しい思いもありますが、この敗戦から大いに学んで、次に進んでいきたいと思います。勝つことは本当に難しい、普通ではダメだと思い知らされました。

試合の振り返りはここまでにして、今日は開幕戦の2日間で嬉しかったことを書いていきたいと思います。


その前に自分のバレーボールの始めたいきさつの話を。

小学4年生から滋賀県の比叡平スポーツ少年団(以下:比叡平)でバレーボールを始めました。姉がバレーボール(姉は兵庫県でバレーボールをしていました)をやっていたこともあったので、身近にはバレーボールがありました。ですが自分はバレーボールが嫌いだったと記憶しています。理由は姉のバレーボールについていき、ただバレーボールを見るだけなのが退屈だったからです。
バレーボールを見るくらいなら違うところに遊びに行きたいという思いがあったんだと思います。

いつものように姉のバレーボールについていきました。その日は姉のチームと自分が所属することになる比叡平との練習試合を行っていました。
自分もいつものごとく、姉のバレーボールについて行っていました。
その日に今も続けているバレーボールを始めるとは思ってもいませんでしたが。小学3年生の冬の話です。

比叡平は過去に日本一にもなっている強豪チームで日本一になるために活動しています。
小学生のバレーボールチームは絶対ではないですが、6年生が多くいるチームが基本的に強いです。(小学生の年の差は、体力的な差がすごくある)

当時の比叡平には自分と同じ学年の小学3年生に有望な選手が何人もいました。(その1人が吉田綜眞選手:小〜大学までずっと一緒にバレーボールをしていました。現在は富士通川崎レッドスピリッツで活躍中)

比叡平の監督:小野由美子監督はこの学年でもう一度、日本一になると明言していました。
(本当に自分たちの学年で日本一になることができました。その頃の話なども追々したいなと思っています。)

1人でも多く同じ学年の選手がいた方が強くなる確率が高いので、自分は小野監督からバレーボールをやろうと誘いを受けたのです。

今でもその時のことは鮮明に覚えています。

「日本一にしたる。だから比叡平に入り。」

その言葉にときめいた少年だった自分は、即決で、比叡平に入って日本一になると決めました。
どうやって親に言ったのかなどは覚えてないですが。こんな感じでバレーボールを始めたんです。

サンバーズの選手から夢をもらった


小さい頃からサンバーズでバレーがしたいとずっと思っていました。なぜそう思っていたのか、サンバーズの選手から夢をもらったんです。

ありがたいことに比叡平の練習に滋賀県出身でサンバーズの選手として活躍された吉田譲選手が来てくれる機会があったんです。
細かいことは覚えてないですが、一緒にバレーボールをして、譲選手のスパイクを間近でみさせてもらい、サントリーのタオルもプレゼントしてもらいました。

とにかくかっこよくてかっこよくて、あんな風になりたい、憧れ、夢になりました。

それからは、サンバーズの体育館で練習させてもらったり、荻野正ニ選手や、津曲勝利選手に練習をつけてもらったり、サンバーズと関わらせていただきました。

そういうこともあり、日に日にサンバーズでプロバレーボール選手になるという想いは強くなっていきました。


今日の本題


開幕戦は箕面でのホームゲームだったので、サンバーズが主催した、イベントがいくつかありました。

その一つに、見に来ていただいた方に突撃インタビューをし、誰を応援しにきたのか聞いて回るというものがありました。今年からのイベントだったので、自分たち選手も楽しみにしていました。MCの方が、小学生の子にインタビューをしたんです。

MC:「今日は誰の応援をしにきたんですか?」

少年:「高橋結人選手」

元気な声で自分の名前を呼んでくれました。

MC:「結人選手のどんなところが好きですか?」

少年:「元気なところ」

他の少年にもインタビュー

MC:「誰の応援をしたいですか?」

少年:「高橋結人選手」

MC:「将来はどんな選手ななりたいですか?」

少年:「結人選手のようなリベロになりたい」

と答えてくれました。
すごく嬉しかったです。
自分もバレーボール少年だったころに、サンバーズの選手に憧れて、夢をもらい、ずっとバレーボールを続けてきました。
今は、少しでも子供たちにとっての夢であり、目標であり、憧れになれているのかなと。

インタビューに答えたくれた2人の少年は、バレーボール教室やサンバーズのジュニアチームで一緒にバレーボールをした子たちです。
その機会を通じて、自分から何か感じてくれたのなら本当に嬉しいです。
自分もしてもらったことを少し返せたのかなと思いました。それと同時に、その子たちに恥じないように自分自身も常に成長していきたいと思いました。


ママさんや子供たちのバレーボール教室、母校に帰ってバレーボールをしたりと、教える側に立つことも増えてきました。
そういう時は、少しでも自分とバレーボールをしてプラスだったと思ってもらいたいと思っています。
バレーボールがうまくなった、元気がもらえた、楽しい時間だったなど。
自分もバレーボールを通して沢山の恩恵を受けてきたので。

バレーボール少年だった自分が、バレーボール選手から憧れ、夢をもらい、今、すごく充実した日々を送らせてもらっている。
自分がやってもらったことを少しでも返していきたい。
バレーボールを通して沢山の経験ができ、その経験を通して充実した日々が送れることを伝えたい。
バレーボールに限らず、何か自分の好きなこと。全力でやったり、目標に向かって頑張ることで幸せな日々が送れることを。


最後に


最後まで読んでいただきありがとうございます!

3つ目、書かせていただきました!
自分の気づきや経験などを言葉にして書いています。
全て自分の偽りのない言葉ですが、自分の思ったことを一方的に書いているだけなのかなと。。笑

なので、読んでいただき、感想や意見などあったら率直に言っていただけたら嬉しいです


またこんなことについて書いて欲しいなどありましたら言ってください。嬉しいです!

日々の生活の中で、バレーボールをする中で、沢山の人と出会う中で、自分が経験し感じたことを元に素直に書きたいと思います!

ではでは、また書きます。書くこと好きなので✍️

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