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【FaB】ワールドプレミア東京行ってみた GFコモナー&じゃがポックル編


0.はじめに

前回のあらすじ

そうだ、東京行こう。

というわけで、土曜日はコモナーのイベントに参加してきました。

1.コモナー Gold Cold Foil

会場でCalling Tokyoが開催されている中、ひっそりと隅っこで開催されたコモナーイベント。参加者は29名でした(1名No showだったので実質28名)。

使用デッキは《真紅の霞、アイラ》です。

使用デッキ。最上段がヒーロー、装備、サイドボード。中段・下段がメインデッキ。

《アイラ》を使用した理由としては、普段から使用していたので慣れているという事に加え、以前に《アイラ》デッキに関する記事を書いたので、ティーチングデッキを改良したデッキでもこれだけ戦えるんだということを見せたかったという意図があります。

ただ、メタゲームを見てみると、参加者の大半は《アイラ》《Iyslander》であり、《Oldhim》が数人で、それ以外のヒーローがほぼ1人ずつという状況。少数派は《Betsy》《Fai》《Maxx》《Kassai》《Kayo》《Chane》《Dorinthea》という感じ。コモナーは大きな大会が開かれた実績がほとんどないため、メタゲームが完全に不明でした。その中で自分のデッキがティア1デッキだったというのは正直驚きでしたが、ちゃんと強いデッキを選択できていたことは嬉しかったです。

R1 No Show
まさかの不戦勝。いきなりオポトップはありがたい話。

R2 Oldhim(準優勝の人) 負け

コモナー3強の一角。反則級の装備とEarthによるダメージ軽減で対物理最強。
Temper付き装備を5か所に装備可能なので、事実上のHP+15スタート。

装備とディフェンスリアクションでしっかり攻撃を防がれ、そのままファティーグされて負け。しっかり練習・調整してるなっていうのが見て分かる、とても上手なプレイヤーさんでした。完敗。

R3 Dorinthea 勝ち

最古参の一人。コモナーでも人気は高い。
防御値半減(切り上げ)効果で確実にダメージを刻める武器。ファティーグ戦略にもピッタリ。

《Decimator Great Axe》を使用したタイプ。初めて対戦するタイプだったけど、ダメージを最小限に留めつつ、手数多く攻め立てて勝利。そもそもアイラ有利なマッチアップだった。

R4 Betsy 勝ち

WagerにOverpowerを付与して、賭けを有利に進めて戦うヒーロー。
Goldトークンを消費して賭けを吊り上げ、そこからさらにGoldを得て、それを消費して賭けを吊り上げる…。賭けが続けば続くほど有利に。

Wagerに対してしっかりディフェンスリアクションを引き込めていたので、なんとかライフを守り切ってチャンスを作ることに成功。
ライフ1になるように守ってから、虎⇒アタックリアクションでカウンター成功してライフ削り切って勝利。

R5 Iyslander 勝ち

コモナー3強の一角。Arcane Damageは当たり前のように対策されるため、それをどう乗り越えるのかが腕の見せ所。
条件付きだが、相手のターンだと3ダメージ。青のアクションと武器による複数回行動で相手の隙を作り、相手のArcane Barrierを突破しよう。

Arcane Barrier持ち装備3枚を活用し、ライフを守りながら細かくダメージを稼いでいく。相手のミスもあり、そこをつけこんで一気に攻めて勝利。

4-1で予選3位抜け。ベスト8入りしました!

ベスト8は《アイラ》3、《Iyslander》4、《Oldhim》1という構成。コモナー3強が独占する形となりました。

プレーオフ Iyslander(優勝者) 負け
序盤から赤ピッチまみれのハンドが多く、相手のArcane damageを多く受けてしまい、うまく攻めきれず負け。相手の汎用アタックアクションに対してディフェンスリアクションを合わせられなかったこと、青ピッチの枚数が足りずダメージを過剰に受けてしまったことなど、反省点も多かったです。


2.デッキの反省点

1.練習量が全く足りない

間違いなく全ての元凶。練習すればいろんなデッキを試したり、相手にしたり、カードの取捨選択も数多く行えるため、デッキも自分の腕もブラッシュアップできる。
平日でも対人で練習できる環境があるのに、大会近くでも練習せず、脳内の自己流理論だけでデッキを組み上げ、大会本番で手探り状態。これではベストなデッキもベストなパフォーマンスも生まれません。
とにかく練習量が大切。ただ漠然とフリープレイをするのではなく、自分のプレイを見てもらって、他のプレイヤーからフィードバックを得ることが重要ですね。そしてフィードバックには素直に聞き入れつつ、複数人で議論をすること。それが可能な恵まれた環境を生かせなかったことが悔やまれます。

2.カード選択に無駄が多い

練習やテストプレイが不十分なため、デッキに強くないカードが含まれてしまったり、サイドプランが間違っていたりと、自分からデッキを弱くする構築をしてしまっていました。
その代表が《Plunge》《Whirling Mist Blossom》、そして《Breaking Scales》

悪くはないが、もっと強いカードがあるはず。

《Plunge》はgo again付きのアタックアクションを探していた時に、ダガーとの相性が良さそうと採用しましたが、パワー3の攻撃が簡単に通るはずもなく…。素直に《Leg Tap》にしとけば良かったです。

ヒットすれば強いが…。

《Whirling Mist Blossom》は、コモナーで唯一使用できる特化カードということで採用しましたが、当然パワー2の攻撃が簡単に通るはずもなく、ほぼピッチで使用していました。しかもピッチとしても《Kodachi》と相性が悪いため、試合中に「これは大会後に絶対抜こう」と心に誓いました。

そして《Breaking Scales》

コンボ軸なら全然強いカード。今回はTiger装備だったのでフィットしてなかっただけ。

カード自体は弱くありません。むしろ強いカードです。
今回はメインデッキをTiger装備で固め、《Iyslander》のようなArcane Barrierが必要な場合は、Tiger装備をあきらめて腕をこれに変更しました。
《Tearing Shuko》のままでもいいのですが、足をNull装備に変更した場合はTigerを使うことが出来ないため、「こっちのほうがマシかな。青ピッチのコンボカードに一応能力使えるし」と思ってサイドに1枠割くことにしました。
しかし、実際にIyslanderと対戦し、守備値1よりも、頭を《Mask of Three Tails》のままにして、連続ヒットに対するプレッシャーをかけ続けたほうが有利をとれるなと感じました。そうするとサイドの枠が1つ空くため、追加の青ピッチカードや《Oasis Respite》の黄を取ることも出来ましたね。

3.上位メタデッキに対する知識不足

今回はコモナーの大きなイベントが今まで無かったこともあり、メタゲームが全く分からない状態で大会に挑んだのですが、それでも《Iyslander》と《Oldhim》が上位にいるだろうという予想は立てていました。
それであれば、それらの上位デッキに対する対策や研究を行うべきでした。そうすれば実際に対戦した時に、心に余裕を持ってプレイを行えたのではないかと思います。
また、それらのデッキを自分で使用し、どのように攻めてくるのか、どうしたら相手に嫌がられるのかなど、使用感をチェックしたり、小技や小テクを研究出来たのではないかと悔やんでいます。

実際にイベントで起こったのがVigorトークン《Harmonized Kodachi》

これで防御すると、対戦相手にVigorトークンをプレゼントする。
ターン開始時に1リソース貰える。一見ありがたいように見えるが…。
ピッチにコスト0のカードがあれば、go againを得る。

R2の《Oldhim》戦。相手が《Civic Duty》で防御し、Vigorトークンをゲットしました。次のこちらのターンに1リソースをゲットし、これで《Kodachi》をタダで使えると意気揚々に《Kodachi》で攻撃。そして続けて2本目の《Kodachi》で攻撃しようとしたが…。

対戦相手「ピッチにコスト0無いのでgo again無いですよ」
私「あっ」

対戦相手の方、お見事でした。あっぱれ。
こういう小テクを経験できているかいないか、気づけているかいないかが大きいゲームだと思うので、とにかく練習と試合経験を積みまくりたいです。

3.じゃがポックル大作戦

!?

さて、この写真を覚えていますでしょうか?
前回の記事をご覧ください。

せっかく北海道から来たので、イベントで私と対戦してくれた方々に、北海道のお土産を配らせていただきました
以前に本州の方々に北海道土産をいろいろ配った結果、『マルセイバターサンド』や『白い恋人』よりも、『じゃがポックル』が圧倒的ティア1だという結論に至りました。昔は前者2つが喜ばれたのですが、どちらも本州で普通に買えるということもあり、最近の方々には反応が微妙だったのです。中には北海道土産と知らない方もいたので、選考から外れました。
一方でじゃがポックルは本州の方々の食いつきが非常によく、過去に何故か海外の方々にも喜ばれた経験があったので、海外からの参加者が多い今回のイベントにピッタリと判断し、じゃがポックルを採用しました。

Day1 プレリリース

R1 東京在住の方 1個配布
北海道から来たと言ったら凄い驚かれました。

R2 北海道民ミラー 1個配布
何百人も参加してるのに、まさかの身内対決。
でも鞄の中でじゃがポックルがスペースを圧迫してるので、押し付けた。

Day1 オアシスシールド

R1 海外の方 2個配布
1個渡したら、「実は妹が北海道に住んでて、これが大好きだって言ってたんだよ!」と喜んでくれたので、もう一個プレゼントしました。
ここからじゃがポックルの消費を加速させる方針に変更。

R2 海外の方 1個配布
あまり反応薄かったので。あまり印象なし。

R3 海外の方 0個配布
初日最大のミス。シールドで負け続けたショックから、じゃがポックルを配布することを忘れてしまう。ゲームでも大ポカして負け。

R4 日本人 1個配布
北海道土産トークが出来たし、ゲームにも勝利して満足の出来です。

Day2 GFコモナー

R1 No Show
相手がいなければ配布できない。

R2 日本人 2個配布
ここから対戦ボーナスに加え、勝利ボーナスを渡すことでじゃがポックルの消化を進める方針に。つまり負け

R3 日本人 2個配布
対戦後のトークで会話に入ってきた方にも配る。配れればいい。だんだん見境が無くなってきた

R4 日本人 1個配布
ごめんなさい。ちょっと覚えてないです。
でも終始和やかにゲームも会話もできてました。
これぞじゃがポックル外交

R5 日本人 1個配布
対戦前の運営の進行のグダグダで精神的にも参ってたこともあり、あまり雑談って感じではなかったのが悔やまれる。

プレイオフ 日本人 2個配布
対戦前に相手から「なんか貰えるんですよね」とまさかの要求。
当然のように要求に応える。そしてもう一個あげる。つまり負け

というわけで、合計14個配布することが出来ました。
じゃがポックルをきっかけに雑談をしたり、Noteの記事を紹介させていただいたりと、場を和ませるアイテムとして上手に活用出来ました
反省点としては、結構鞄のスペースを占拠するので、物品を多く使用するシールド戦のイベントや、物販などがある場合は不向きだと思います。
次回は鞄を大きくすることも検討すべきでしょう。

4.おわりに

ターンエンド

そんなこんなで、17時に会場を後にし、羽田空港へ。
FaBでは初めての大型イベント参加でしたが、正直言って3日間参加したかったです。
運営に対する不満もよく聞かれていた印象もありますが、やっぱり大きな会場に世界から多くのファンが集まり、共通の『好き』がある人同士で楽しく交流できる場所は貴重です
真剣勝負もカジュアルイベントも、北海道では貴重な体験。
次回の大阪も行ってみたいですね。そっちは長い休みを取りたいなぁ。

長くなりましたが、今回はここまで。
またどこかのコモナーのテーブルにてお会いしましょう。


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