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一級建築士製図試験その1

2/5(水)に一級建築士製図試験の合格発表があり、不合格と判定されました。ランク3でした。前回はランク2でした。

これで、製図3回目となりいわゆる角番になりました。

私は総合資格に2年間通っていたのですが、今年はTACの通信講座を利用しようと考えています。それで十分合格出来ると今回の試験通して思いました。

これまでの製図試験は合格基準が曖昧で、受かった人も落ちた人も、何故受かったのか?落ちたのか?が分からない場合が多かったです。特にランク1とランク2の境目が非常に曖昧でした。

しかし、2018年度、2019年度の2回の計3回の試験結果を考えると試験元が要求している図面、記述が明確になってきました。

まず、エントランスの設定が2018年度から受験生が自由に設定出来るようになりました。

これは、エントランスが東西南北どの位置にあるのが適切か見るためだと考えられます。

2018年度の場合、他の建物との一体的利用を求められていたので、北か西にエントランスを設けていない場合は不合格となるでしょう。一部には西は必須と言う意見もあるかと思いますが、北のみでも合格出来ると思います。

ようは、一体的利用と文言があるにもかかわらず、他の建物との連携が出来ない位置にしかエントランスがない(南か東のみにエントランスがある)と不合格という事です。

今年も同様です。

1回目は北か東、台風延期の2回目も北か東にエントランスがないと建物が成り立ちませんが、西と南にサブエントランスを設ける必要はありません。設計条件を過大解釈し過ぎです。と言う私も過大解釈して落ちてしまいましたが笑

1回目の東のみ、2回目の北のみは物議を醸し出しましますが、「西にしか設けなかったー!」は、確実に不合格と想像できます。

何を言いたいかと言うと、どの位置に設けるのが適切かと言うよりは、どの位置に設けたら不適切かという事を見ているという事です。

設計条件にエントランスを2箇所設けよという文言がない限り、1箇所(ここは不適切ではないだろうという位置)に設定してしまえば良いと思います。1箇所の方がプランニングし易いですしね。

エントランスに関しては以上です。

さて、2年連続でゾーニングタイプで出題されましたが、今年もゾーニングタイプである事を祈ります。ゾーニングタイプしかやった事ないので笑

正直、基準階タイプだと作図量増えるので、試験の本質から離れていきそうだし、今年もゾーニングタイプだと思うんですけど、皆さんどう思いますか?

個人的には、今年受験生が増えるので、合格者数を3500人前後にするという考えであれば、製図試験の合格率は今年と同程度かもっと下がると思ってます。となると、作図量を求める基準階タイプよりも高難度のゾーニングタイプをまた出題した方が、試験元も合否判断し易いのかなと。作図量に関しては、学科前倒しもあり、作図スピード上げる時間確保出来ますしね。

どちらにせよ、合否判断がある程度明確になった事は非常にありがたいです。

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