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【音楽授業】スタートから名前と姿を一致させる方法

 

200人超えを評価する中で生まれた工夫

評価がなかったら、どんなに自由に授業ができることでしょう。
ずっとそう思って授業をしていました。

少ない時数、形に残らない…と言うか、そもそも目に見える形に表れない音楽。一人一人の表現を聴く時間もありません。一人一人の言葉を拾う時間も。
そんな中で、音楽の力を評価しようという無理難題。

だけど、そんなことも言っておられず、私が学期の一番最初にするようになったことは、200名以上の生徒たちの名前と姿を、スタートから一致させることでした。

音楽室の机列で

新学期の授業準備で、まずは、1学期の基本的な机列(合唱台の並び方)を決めます。そして、その並び方で、写真を一枚。
☆生徒には、目的を明確に伝えます。

それを印刷し、修正テープで名前を書き込む欄を作ります。☆すごいアナログですみません(o_ _)o
そして、音楽係に渡して、出席番号と名前を記入してもらいます。
それを、1学期の授業分印刷。


授業後に顔と姿とが一致する喜び!

これがあると、本当に授業後振り返った時に、どの名前の子が、どのような姿であったのかが、よく分かります!
2学期にもなると、名前も覚えていくのですが、1学期に200人は、本当に難しいこと。
だけど、「プリントの名前」からは、音楽の力は本当に見えません。

授業が終わると、その写真用紙に直接、気づいたことをすらすらと記入。
意欲面の○△、表現など優れていると感じた姿には○、つぶやきや発言も。⇒時間がとれた時にまとめて名簿に書き込む。

そして、プリントの筆記から得られることは、名簿に書き込む。

今は生徒一人一人にもタブレットがあるので、もっと良い方法があるのでは…と思いながら、ヒントになる方があるかと思い、記事にしました。

次の記事の予告

次回は、学期末の評価につながる、名簿記録の工夫を記事にします。





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