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2024年Jリーグ優勝予想

2023年Jリーグは開幕に向けて2022年末に開催されたカタールW杯における大躍進の余韻が残っていたが、
2024年Jリーグは2024年初に開催されたアジアカップの惨敗失望感を味わってからの開幕なので随分と対照的な形となるが、代表は代表、JリーグはJリーグなのでそこは関係なく今年も楽しみである。

今年の優勝争いクラブだが、予想は浦和とマリノス。


去年の2023年Jリーグ優勝争いでも書いたがここ数年のJリーグ優勝争いクラブを予想するのは本当に簡単だった。基本的に川崎とマリノスを挙げれば7年間当たる状況だった
2017〜2023年の7年間は常に川崎かマリノスが優勝争いに絡んでいたし、見る側としても完全に二強時代だったので必ずこの2クラブを挙げれば予想当たるという流れ。

しかし、今年は浦和とマリノスかなと。

浦和

世間的に今季優勝予想で最も票を集め、期待値が高いクラブ。
完璧な補強(唯一の穴は明本と荻原が移籍し宇賀神の復帰にとどまった左サイドバック)。
そしてACLどころか天皇杯もないというJ1の中で最も楽なゆとりある日程。
なので、普通に考えたら優勝争い予想どころか優勝予想で決まりの状況。
個人的な不安要素としては

 ・あまりに注目が集まって警戒されること
 (対浦和戦に向けて各クラブが警戒を強めすぎること)
 ・監督交代でヘグモ新監督であること(実力未知数)
 ・完全にオカルトで申し訳ないのだが
 「異常に期待が集まりすぎているとずっこけそう」ななんとなくの予想

思えば2022年のリカルドロドリゲス2年目体制の時も、スーパーカップで川崎相手に圧勝した時「これは今季浦和優勝だわ」と思ってたら開幕戦で京都にいきなり負けてその後もリーグ戦ぽろぽろ落とすという…。

マリノス

相変わらず開幕直前の主力離脱はもはや恒例※なので西村の穴が大きな影響出るとまではいかないだろうけど、キューウェル監督の実力がわからなすぎるのと、個人的に今までのポステコグルー、マスカットの両監督に比べると落ちるのでは、という勝手な印象を持っている。
※2022年開幕直前に超主力CBのチアゴマルチンス、2023年開幕直前に正GKの高丘がMLSへ移籍
ベスト8まで進出した2023-24ACLと、秋以降の2024-25ACL両方戦うこととなるが、アジアの戦いは3季連続で出場していて慣れていることから、日程的にきついことはきついが他のクラブよりまだ対応可能だろうと考え優勝争いに残した。

川崎

大穴で優勝争いに加えるつもりだったが、ACL敗退で外すことに。
 ○不安要素
 ・戦力大きく入替で新戦力組が完全にフィットするまで
  それなりに時間がかかりそう
 ・シーズン最大70試合という超過密日程
 (去年の浦和は終盤、完全に力尽きた)
 ○期待要素
 ・積極的な補強による2チーム分組める充実した戦力
 ・過密日程を控え組含め戦うことで実践通じて
  チーム全体の底上げに繋がる

しかしACLベスト16での敗退により、期待要素の1つ目は過剰な余剰戦力としてダブついてしまい期待要素の2つ目は控え組の実践の機会が奪われることとなり、過密日程回避以上にデメリットが大きいものと考え、優勝争い予想から外した。

広島

スキッベ監督3年目なのでリーグ戦獲るなら今季だろうという印象。
初年度からカップ戦ファイナル2つ進出、1タイトル獲得しているので、外野からは集大成と勝手に思っているし、ACLないのも日程面で有利。

ただ、最大の懸念事項は新スタジアム。

スタジアム自体は本当に素晴らしいと思うしケチつけるどころか羨ましいとしか言いようがないのだが、プレーする選手達にとって結果が出るかどうかは全く別。
慣れ親しんだホームスタジアムのアドバンテージがなく、ゼロから感覚を掴まなければいけない。プレーする中でピッチの微妙な幅や空間の把握能力が一気に変わってしまうので、最初は毎試合アウェーで戦うのと同じ状況となるのが懸念事項。
実際、トラックありの陸上競技場からサッカー専用の新スタジアムに変わった初年度は苦戦するクラブの方が多い。万博ガンバ臨海ジェフも新スタジアムになって全く感覚が異なっただろうからパスの繋ぎや選手間の位置取りでどうしても今までとのズレが生じ、それがリーグ戦での結果に直結したと考えている。
なので新スタジアムでスキッベ体制3年目の優勝という最高のシナリオというよりはまずエディオンピースウイング広島にどれだけ馴染み、感覚を掴めるかが優勝争いの鍵となると考える。そのため、優勝争いからギリギリ外した。

去年の優勝争い予想は川崎とマリノスを挙げ、片方は当たった。
が、神戸優勝は完全に外したので今年はどうなるか。

神戸

かなり積極的に補強をしてACLに向けて万全の体制だとは思うものの、主力組と控え組のクオリティの差(ジョーカーのパトリッキはスタメンだと全然結果残せない)、そして主力組の高年齢踏まえると、昨年同様1シーズン通してコンディションが整いバリバリ活躍が続くかというと厳しいとみる。特に途中からACLがあるので。
大迫・武藤・佐々木・山口蛍・酒井高徳については他クラブから相当研究され警戒されるので、新加入の井手口がどれだけ結果残すかが鍵と見る。

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