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油性ボールペンの黒インク比較

油性のボールペンは好きですか?
油性好きでしょう?

「おすすめのボールペン」とかの記事って、油性インクとゲルインクと水性インクがまとめてランキング化されてたりしますが、別種のインク同士を比べるのって何かちがくね?というのが個人的見解であります。

というわけで、持っている油性インクを比べてみます。

インクから選ぶ

人によって、好きな書き心地とか濃さって全然違いますよね。
共通規格のものも多いですし、物によってはアダプター付ければ他のボールペンにも入れれたりするんで、まずお気に入りのインクを決めた方がいい気がしてます。
(純正の組み合わせしか認めん!って人も居てるみたいですが…)

紹介インク

上部写真で、左から
1.ジェットストリームインク 0.5(三菱鉛筆 ピュアモルト5機能ペン)
2.アクロインキ 0.5(PILOT Acroball 4)
3.エマルジョンインク 0.7(ZEBRA blen 3colors)
4.ビクーニャインキ 0.5(Pentel Feel)
5.458 M-9 (STAEDTLER コンクリートペン)
6.ゴリアット芯 F(Caran d'Ache 849)
7.EASY FLOW(TATTIA コメット)※芯はSCHMIDT社
少ないですが、追記していけたらいいな。

比較画像

太さは揃えられなかったよ
際立つJETSTREAMの均一さとEASY FLOWの濃さ

各インキの感想

個人的感想です。時間のある人だけ。

1.ジェットストリームインク
 
なめらかさ・かすれなさは皆さんが知っての通り素晴らしいのですが、何より推したいのは、線の綺麗さ!線の細り等も一切なく均一です。美しい。三菱鉛筆さんの研究と加工精度の賜物ですね。
2.アクロインキ
 
黒さを最大のセールスポイントとするインク。マジックで書いたかのような黒さを発揮します。この黒さが美しい。JETSTREAMとよく比べられますが、滑らかさは同等程度と思います。文字を書くときは全く気にならないのですが、グルグル円を書くような反復動作に弱い気がしています。
3.エマルジョンインク
 
昔ながらの油性インクと低粘度インクとの間を取ったような滑らかさ。昔ながらの油性インクのインク溜まりとかインクの糸引きが好きな人は私だけじゃないはず。これと滑らかさがうまい具合にまとまっています。
 低粘度派ではなく昔ながらインク派に使ってみてほしい。
4.ビクーニャインキ
 さらっさら!変な例えですが、粉で書いているかのようなインクです。
なめらかという文字は似合わなくて、もう本当にさらっさら。
 ただもう少し濃かったら最高のインクなんですが。
5.458 M-9
 
少し粘度のあるインクです。低粘度に慣れてしまったら固めに感じてしまうかもしれませんが、これはこれでなめらかなインク。丁寧な字を書くのに丁度いい滑りすぎない抵抗感があります。
 ダマができそうなネットリした印象はあるが不思議とダマになりません。
6.ゴリアット芯
 
硬めインクで書いたように見えるがとサラサラ書けるインクです。国産低粘度インクよりは固い書き味。鉛筆を思わせる線が書けます。色は他と比べると薄めです。もちろん普段使いでも十分な濃さですが、絵に使えば塗り重ねて使えそうですね。
 形状が独自規格なので、注意が必要です。
7.EASY FLOW
 
本当に油性ボールペンかと疑う位のフローの良さ。伴って濃い。なめらか通り越して滑るように気持ちよく書ける。滑らかさだけで言えばダントツかもしれない。ただし、太さが1種類しかない、乾きが若干遅いなどの気になる点もある。
 本当になめらかすぎるので、低重心モデルのペンに搭載することをおすすめします。高重心だと滑ってお尻が振れすぎて使いづらいかもしれません。


最後に

「BICオレンジのやつどこいった?」「あいつ透明になったらしいよ。」

ボールペン1本でも、お気に入りだとモチベが上がりますよね。わたしはついつい落書きをして集中力を奪われちゃってますが…

私が2本選ぶなら、ジェットストリームとEASY FLOWですね。
みなさんもいろんなインクを試してみて下さい。
お気に入りの油性インクは何ですか?

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