見出し画像

愛しい息子と。。。Ⅻ

スキー板を粗大ゴミに出すことにした
母はもう2度とスキーはしないので
靴も板もウエアも全部処分した

息子はコナミの体操教室に入り
夏は伊豆諸島にキャンプに行き
冬は苗場などにスキーに行っていた

コナミには小6まで所属していて
スキーはジュニアのスキー検定で
シルバーまで取得した気がする
その頃使っていたものはさすがに全部捨てたが
物無のスキー旅行用に買ったスキー板やウエア等は
まだ捨てがたいようである

息子は麻布では中学のときだけ物無に所属し
高校では校内の活動にはあまり参加しなかったので
物無のスキー旅行が最も麻布生らしいものだった気がする
場所と予算とスケジュールを部員が決め
旅館の予約もチケット購入もすべて部員が用意し
顧問の教師はそれに従って監督として行動するものだった
そういえば
会計係となった息子に母がExcelを教えた事を思い出した


母は結婚後
好むと好まざるにかかわらず
息子の父親に連れられて毎年スキーに行き
息子が生まれてからは息子も一緒に行くことになった

1歳のときは父親に抱っこされて滑っていた息子が
片品のスキー教室に入って
プラスチックのスキー板と長靴を履いたのが2歳
スキー教室が終わるまで父はゲレンデで滑り
スキーが好きじゃない母は息子の様子を眺めて時間を潰した
(※当初「片倉」と書いたが「片品」の間違いと気付き訂正)

片品のゲレンデの端っこにテディベアのお店があり
息子はそこで小さなテディベアを買った
その後数年は
ひとりでお留守番させるのは可愛そうだと
スキーやキャンプに行く時にはテディを一緒に連れて行った

片品で買ったのは真ん中のちっこい子で
そのあと友達2匹が増えた
(左はピューロランド、右は伊勢丹)
息子はもう捨ててもいいと言うが
母は思い出が多過ぎて捨てられない






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?