はじまり
こんばんは。
いざ文章を書くとなると筆が、もとい指が止まってしまった。
文面を考えて認めるというのはいつぶりだったか。
さほど学力が高いわけではないが小学生の頃から国語に関しては得意であると自負していた。
小学3年生の時だったろうか、自分が書いた作文が先生の高評価を得て、どういうわけかそれを全校集会で朗読させられた。国語が得意ではあったが人前は苦手だった。カレーを作る一部始終がその作文には綴られていた。先生にマイクを持ってもらって震える声で読み上げた。人前は苦手だった。顔を上げることができず、ただただ手元の文字を追った。冷や汗を知った日になった。
あれから十数年経った。たまに、ふと、思い出す。トラウマでもなく、楽しい思い出というわけでもなく、ただの記憶になっている。これからもたまに思い出すだろうけど、いつまで思い出すのだろうか。
noteの最初の投稿は自己紹介がおすすめ!とアナウンスされた。
わたしは国語が得意だった、人前が苦手な、カレーを1度だけ作ったことのある人間です。なにとぞ。