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2023.9.29(金)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前日比14.90円安と小幅続落。前日の米株式市場では、NYダウが116ドル高と3日ぶりに反発。米長期金利の低下を受け、ハイテク株などに買い戻しが入った。これを受けた、東京市場も日経平均株価は朝方反発してスタートした。一時3万2000円を回復する場面があった。ただ、上値は重く買い一巡後はマイナス圏に転じた。この日は9月期末ということもあり、機関投資家からのリバランス売りが警戒された。引けにかけ下げ幅は縮小したが、結局、小幅安で取引を終えた。

  • 香港株式市場は前日に付けた今年の最安値から反発して引けた。米国債利回りの上昇失速を受け、米株市場が上昇したことを好感した。30日発表の中国の購買担当者景気指数(PMI)が好調な内容になるとの見方も支援要因となった。中国株式市場は国慶節(建国記念日)に伴い10月6日まで休場となる。取引再開は9日。

  • 欧州株式市場は続伸して取引を終えた。ユーロ圏の9月のインフレ率が鈍化したことで欧州中央銀行(ECB)が利上げを停止するとの期待感が高まった。ただ、四半期ベースではSTOXX欧州600種指数は2.54%安と、下落率は1年ぶりの大きさとなった。欧州連合(EU)統計局が29日発表した9月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)の上昇率は、2021年10月以来の低水準となった。ECBによる利上げが物価上昇の抑制に成功していることを示唆した。

  • 米国株式市場はS&P総合500種が下落して取引を終えた。投資家は米インフレ指標が連邦準備理事会(FRB)の金融政策に及ぼす影響を消化した。第3・四半期末のポートフォリオ調整も重しとなった。S&P500とナスダック総合は月間で今年最大の下落率を記録。四半期では主要3指数全てが今年初の下げとなった。米商務省が29日発表した8月の個人消費支出(PCE)価格指数は、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが前年同月比3.9%と、前月の4.3%から減速し、2021年6月以降で初めて4.0%を下回った。PCE発表を受け株価は当初上昇していたが、その後下げに転じた。

↓9/29(金)経済指標をまとめました。

2023/9/29

今後の重要イベント

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