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2023.11.3(祝金)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 中国株式市場は反発して取引を終了した。財新/S&Pグローバルが発表した10月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)は50.4と、9カ月ぶり低水準だった9月の50.2から小幅に上昇した。

  • 香港株式市場は3カ月ぶりの大幅高となった。ハンセン指数は433.53ポイント(2.52%)高の1万7664.12、ハンセン中国企業株指数(H株指数)は141.23ポイント(2.39%)高の6052.31で引けた。週間では、CSI300指数は0.6%高、ハンセン指数は1.5%上昇した。

  • 米労働省が3日発表した10月の雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比15万人増加で、市場予想以上に減速した。全米自動車労組(UAW)による三大自動車メーカでのストライキが影響した。予想は18万人増加だった。9月は33万6000人増から29万7000人増に下方修正された。製造業の雇用は3万5000人減少。9月の1万4000人増から減少に転じた。ストは終了しており、11月は雇用を押し上げる可能性がある。平均時給は前月比0.2%増加、前年比4.1%増加。9月は前月比0.3%増、前年比4.3%増だった。失業率は3.8%から3.9%に小幅上昇した。

  • 欧州株式市場は続伸して取引を終えた。主要中央銀行による金融引き締め終了の観測が強まる中、金利動向に敏感な不動産株が相場をけん引した。
    STOXX欧州600種指数は週間で3.41%高と伸び率は3月下旬以来、約7カ月ぶりの大きさだった。企業の決算発表やインフレ鈍化の兆し、2024年の利下げ観測の高まりによるユーロ圏国債利回りの低下も好感された。米連邦準備理事会(FRB)やイングランド銀行(英中央銀行)、欧州中央銀行(ECB)などが政策金利の据え置きを決定したことで、金利はピークに達したとの見方が強まった。

  • 米国株式市場は主要株価指数が上昇して取引を終えた。米雇用統計を受け米利上げ終了期待が高まり米債利回りが低下したことを受けた。米雇用統計を受け、米債利回りは4営業日連続で低下。指標10年債利回りは5週間超ぶりの低水準を付けた。これが米株高を支援した。

↓11/3 (祝金) 経済指標をまとめました。

2023/11/3

今後の重要イベント

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