見出し画像

2023.5.19(金)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前日比234.42円高と7日続伸。前日のNYダウが、米債務上限問題の合意期待で115ドル高と続伸したことも追い風となり、東京市場も値を上げてスタート。21年9月14日の終値3万670円を抜き、一時1990年8月以来、約33年ぶりとなる3万900円台まで上昇した。買い一巡後は上昇幅が縮小する場面もあったが、下値を拾う動きは強く、相場は堅調に推移。バブル後の高値を更新したことで、東京市場は新たなトレンドに入ったとの見方からの買いが強まった。

  • 日銀の植田和男総裁は19日、都内の講演での質疑で以下の通り語った。
    * 今年度半ばにかけて物価の伸び率縮小、見通しの確度は相応に高い
    * 予断持たずに不確実性の要因どうなっていくか冷静に見極めていくことが重要
    * 効果と副作用を十分比較衡量しながら、YCC含めた政策手段の活用決めていきたい
    * 物価目標見直す必要あるとは考えていない
    * 物価目標の見直し念頭に政策のレビューを行うことは考えていない

  • パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は19日、米金利を一段と引き上げる必要があるかどうかはまだ不明と述べた。
    ワシントンで開催された会議で、FRBは「会合ごとに」意思決定を行うと改めて表明。一方で、1年間の積極的な利上げを経て、当局者には「データと変化する見通しを確認し慎重に判断する余裕がある」とした。また「われわれはこれまでの引き締めの遅行的な効果と最近の銀行ストレスによる信用引き締めの程度を巡り不確実性に直面している」とし、「したがって、今日のガイダンスは、インフレ率の2%回帰に向け追加的な政策引き締めがどの程度適切かを評価する上で監視している要素を明らかにすることに限定される」とした。さらに「利上げを巡る過不足のリスクはより均衡化してきており、われわれの政策はそれを反映して調整されている」と言及。6月13─14日の連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて「追加の金融引き締めがどの程度適切かについて決定したわけではない」とした。

  • 米国株式市場は反落して取引を終えた。連邦債務上限を巡る協議が一時中断したことで、合意が数日中に成立するとの見方が後退したことから、序盤の上昇分を吐き出した。

↓5/19(金)経済指標をまとめました。

2023/5/19

今後の重要イベント

今後の重要イベント

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?