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僕は年収一億円

僕は今、年収1億円を貰っている。実質のお給料として貰っている金額は、全体のほんの僅かだが、これから先、自分のお店を運営して行くための知識、経験を、働きながら学ぶことができている。ここで得た知識や経験はやがてお金となる。そして、その知識と経験も、心の底から尊敬する師匠のもとで働くことができているからこそ、きっと何十倍、何百倍のリターンとして返ってくることを確信している。もしこれが、将来を見据えず、ただ働いているだけであれば、僕の給料は、給料として貰っているお金のみだ。しかし、未来に活かすべく働けば、その間に得た産物は、未来にやがてお金となる。今ここで学んでいるものが、今後死ぬまで活き続ける。後に、今学び得たもので、毎年300万円稼ぎ、60年働けば、1億8千万円のお金となる。僕は、お金であるお給料意外に、未来の糧となる知識や経験を、今の職場で学ばせてもらっているのだ。最高に豊かな状態である。僕が働いているお好み焼き屋の店主は、お好み焼きの職場で約7年間働き、独立して今のお店を経営している。その7年間の下積みのおかげで、今の店を安定して運営することができ、美味しいお好み焼きを死ぬまで焼ける技術も身についた。まさに手に職を持っている状態である。そして、雇われなくても、自分のお店を運営できる経営スキルも今学んでいる。お店を経営しながら学び、そこで学び得たものを、僕たち従業員にも伝授して頂いている。いきなり完璧な店は作れない。メニューは何度も変えたし、増やしたり、減らしたりと、最適な状態を模索しながら、店を運営している。そして最近になってやっと、バチっとハマり、しばらくはこのままでいこうと軸が固まった。この過程も全て見させて頂いている。この過程が見えているのも、店主と従業員の距離が近く、個人が運営しているお店だからこその特権だ。今の職場で働けていることが本当に奇跡であり、恵まれているなと常々感じている。そして、今学び得たものを、こうして記録に残すことで、僕だけでなく、僕以外の方にも良い影響をもたらすことができたらさらに嬉しい。もはや伝わってほしい。こんな職場があることを。こんなに素敵な学びがあることを。僕たちだけで留めていいはずがない。本気でそう思っている。学びは日に日に更新される。当たり前だと感じていたことも、この当たり前を大切にしなきゃと心の底から痛感することもある。当たり前が当たり前ではないことを知る。そんなの当たり前でしょと思うことを、その当たり前に本気で取り組んでいるかと言われると、意外と手を抜き、怠っていることを知る。これだけ学び、気づきがあるからといって、必ずしも未来が明るいとは限らない。でも、未来は明るいものだと信じている。こんなに素敵な人に、素敵な職場に出会えたのだから、この経験を活かして、自分も、僕以外も明るく照らしていく。そんな太陽みたいな存在になるんだ。言葉にする。とにかく言葉にする。今の学びを、気づきを、正確に残していく。乱暴に、ちょっと雑に、でも正確に、良い加減に。書くことが大事。書かないより書く。なんでもいいから書く。とにかく書き切る。何か少しの気づきを、後の自分に与えていく。そんな日記をこれからも書き続けるんだ。今はまだ仕事の途中。最後まで一生懸命働き、今日もやり切ったと自分に自信を持とう。まだまだ人生旅の途中。死ぬまで旅の途中。その旅を全力で楽しむぞ。よっしゃ。では仕事に戻る。またね。

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