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2/25 連続テレビ小説旅行記(前編)

こんばんは。金曜日です。
今週もみなさんお疲れ様でした。

先週ここでお話しした通り、2/22~2/25の四日間東北旅行に出かけていました。

帰りの新幹線で書こうと思っていたのですが、充電がなくて帰宅後の今書いています。
体の疲労はありますが、「鉄は熱いうちに打て!」なので、まだ温度がある今のうちに旅行記を書いていこうと思います。

と言いましても、4日もあるので、一気に出すのは少しもったいない気もする。
なので、今回は前半2日を振り返ります。


今回の旅行はタイトル通り「連続テレビ小説の旅」でした。
簡単にいうと、朝ドラのロケ地巡りです。
小学校以来の友人と二人で旅に出かけましたが、この目的は共通していて、
僕は「あまちゃん」ファン、友人は「おかえり、モネ」のファンです。なので岩手県久慈市と宮城県気仙沼市&登米市を巡ることが今回の目的でした。

前半2日は「あまちゃん」パートです。
東京から新幹線に乗り青森県は八戸駅まで、そこからJR八戸線に乗り岩手県久慈市を目指しました。

久慈市に降り立った途端にもう大興奮。

久慈駅(あまちゃん的にいうと北三陸駅)

あまちゃんを見た人ならきっと一度は訪れてみたいこの場所。そして街には至る所にあまちゃんのシャッターアートがあり、街全体があまちゃんでした。

この駅から少し離れたところにメインのロケ地があり、タクシーを使って移動しました。
タクシーのおっちゃんもすごく優しくて、「この辺が実際に撮影していたところだから!俺車ここ止めておくから自由に見ておいで!」と言ってくれて思う存分くまなく歩き回りました。「あ!ここはあのシーン。ん!こっちはあの場所だ」と記憶の絵と実際の場所を照らし合わせてもはや泣きそうでした。

ロケ地巡りもそこそこに、夜ご飯へ。
タクシーのおっちゃんに教えてもらった地元の居酒屋さんへ。
またここの店員さんもすごく優しくて、ご飯を持ってくるたびに「どこからきたの?」「学生さん?」「あ、もしかしてあまちゃん好き?」などいろんなお話をしてくれて、この街に迎えてもらった気がしてとても嬉しかったです。

タクシーの人もお店の人も付かず離れず絶妙な距離感で、でもこの街に来てくれてありがとうということを伝えてくれて、本当にこの街を訪れて良かったなと思いました。

2日目は三陸鉄道(あまちゃん的には北三陸鉄道)の「コタツ列車」に乗りました。
そうなのです。コタツが列車の中に敷かれていてくつろぎながら次の目的地を目指しました。その車内で食べたのが劇中にも出てくる「うに丼」!

びっしりと詰まったうに丼


これがもうなんとも絶品で。冗談抜きで「生きているうちに食べれて良かった」とさえ思いました。
列車の中では久慈駅の駅長さんがガイドをしてくれて、ここがロケ地ですよとかのお話や、この辺は震災で被害が大きかった地区、ここは元々堤防があったので被害が最小限に抑えられた地区など古今東西いろんなエピソードをお話ししてくれました。
震災の後は、いろんなところにあり、10年経った今でも風化させてはいけない、この街を訪れた以上自分で見たものをしっかりと覚えていく使命があると感じました。

列車を降りてレンタカーをピックアップし気仙沼を目指します。
山海に囲まれた長い一本道を走るのはかなり爽快でした。

気仙沼での夜ご飯は、港町なのでちょっと奮発してお寿司を食べました。

ご当地のものを他にもいろいろ食べたのですが、こんなことを思いました。
その土地のもの、地方で食べれる美味しいものはその土地でしか味わえない鮮度を楽しむので、素材そのものを楽しむ食事。都会で食べる美味しいものは、鮮度はその土地には劣るから味付けの妙を楽しむ食事だなと思いました。

憧れの久慈市をこのタイミングで行けたことは本当に良かったと思います。
約10年も前のドラマでさえこんなに街を彩っていたので、すごい影響力があったんだなと身に沁みて感じました。
そして、街に住む人もこの街を好きになるきっかけになったのかなとも思いました。
自分が住む場所が一番好きな場所になることがまちづくりのゴールなのかな。


長くなりましたが、旅行記前編はこの辺で。

東北は凍てつくような寒さでした。こちらとの気温差で体調を崩さないようにしたいと思います。みなさんもお元気で。

それでは。
Have a Great Weekend🕺

海女センターというところにも行ったのですが、そこには劇中に出てきたような本当のあまちゃんがいて、訛ってて何喋ってるかわからなかったです。それに興奮しました。

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