生理用品の選び方、そして使い方

私が思う生理用品についてです。

最近、本当にいろいろな生理用品が増えてますよね。
生理を楽に快適にする生理用品。
紙ナプキン、タンポン、月経カップ、そして吸水ショーツなど。
紙ナプキンが発売されたのが1961年。
まだたった61年前です。
それまでは、脱脂綿や紙、布を詰めたり、月経コントロール、月経帯、そして隔離などだったそうです。

生理用の進化によって、便利や快適さをもたらしてくれたけど、それと同時に骨盤底筋群の衰え、生理の不調も増えたのではないでしょうか?

紙ナプキンに使われているポリマーは冷えピタと同じ成分で冷やしてしまうこと。
表面がポリエチレンやポリエステルなどの石油製品は、経皮吸収が気になるし、かゆみの原因になることも。

長時間デリケートなところに使うものだからこそ
肌に優しいものがいいよね。

タンポンや月経カップですが
生理中は、経血を排出しようとしているわけで、タンポンや月経カップで長時間血液が外に出ないように食い止められてる状態。

そして、タンポンや月経カップは、まれではあるけど「トキシックショック症候群(TSS)」の原因にもなることも知っておいてもらいたいです。
(タンポンの使用による報告が多いけど、男女問わず、子供でも、火傷や切り傷で発症することも)

トキシックショック症候群(TSS)とは
黄色ブドウ球菌に感染して産生される毒素が、全身に広がり、急激に発症する全身性疾患。
命に関わる危険な病気です。

海外ではモデルとして活躍していた24歳の女性が長時間タンポンを使用したままだったことが原因の1つでトキシックショック症候群(TSS)を発症し、足が壊死して切断せざるを得なくなるということが起きてます。

また、カナダの16歳の女の子が、学校の旅行中にタンポンの長時間の使用でトキシックショック症候群(TSS)を発症し、死亡しています。

経血を含んだ生理用品を、長時間つけっぱなしにすると、菌が繁殖しやすく、毒素が生まれやすい。そして、体調悪い時や疲れている時だったりが重なると発症しやすくなると言われています。

タンポンや月経カップは指先の清潔な状態で使用して、決まられた使用時間を必ず守ってくださいね。
ナプキンもなるべくこまめに取り替えてください。

それから、吸収ショーツ。
経血の量や色を確認したり、塊が出ていないかなど、自分を知るためには、清潔なナプキンで自分の目でみて確認するのが何より大切なのでは。
と思っています。
生理は、自分がどう過ごしたかの通信簿でもあります。
そのためにも、オーガニックコットン使用のナプキンや、布ナプキンがやっぱりおすすめです。

ブルーデーと言われることもある生理だけど
また、きたわぁー。嫌じゃわぁー。
ではなくて
自分の1ヶ月を健康でありがとうって思れるようになれればいいですね。

その日の予定や、体調、自分のより心地よいものを選んでほしいです。




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