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X-Tech JAWS、僕なりにやりきったので、このコミュニティをたたむことにしました

Typhon666(テポ)

どうも、テポ(@Typhon666_death)です。

しばらく悩んでいたんですが、タイトルどおりです。
AWS Community Heroであり、コミュニティ運営も複数やっていたりもしますが、この度、X-Tech JAWSをたたむことにしました。

X-Tech JAWSとはどんなコミュニティか?

 オフィシャルはこちらのサイトになります。読み方は、エックステックです。Xはいわゆる数学的な変数Xと思っていただき、○○Techを表す造語と思ってもらうとよいでしょう。

 FinTechやRegalTechに代表されるような、○○Techといえる企業にオファーし、○○という業界の課題を学び、そのビジネスをやっている企業(おもにスタートアップ、エンプラのスタータービジネスなど)にさらにそこでのアーキテクチャなどについても話をしてもらうという、ビジネスとテクノロジーの両方を学ぶ場をつくりました。

 コロナ禍までは、基本、現地開催(オンサイト)で、業界の異なる各企業が登壇し、参加者や登壇者同士がQA中にも業界の垣根を超えてクロストークでき、なんなら、そこから企業間で新しいビジネスにつながる話も出来ました。

 スタートアップなども含め、ビジネスとテクノロジーについてお話いただく上では、メディアの方による登壇者の記事を書いてもらえることは、登壇者にとってのモチベーションにもなりますし、企業にとってのマーケティングにおける広告の観点でのインセンティブにもなりました。

X-Tech JAWSをたたむ理由

 いくつか理由があります。

現地開催ができなくなったことによる、企業間のインタラクティブな会話ができなくなった

 オフラインでの勉強会ほど、会話が多く飛び交うものはない。JAWS-UGにおいて地方支部開催でも同様にあったような、聴いたセッションの感想をその場で誰か聴講者に確認するとかいったことを気軽にやれていたことができなくなり、運営と登壇者との会話だけを、聴講者に聴いてもらっているという状態のオンライン勉強会にしかならなかったことが大きく問題として挙げられます。専門支部のようで専門支部ではなかったX-Tech JAWSはオンライン放送しているだけの状態で、悪い意味でテレビやラジオみたいなものとなりました。見逃し、見直しを考えて、アーカイブを残しましたが、そのおかげもあって、当日参加しなくてもいいや、となってしまったのも事実でした。そのため、勉強会の申し込み数の半数以下しかリアルタイムで聴いてもらえない状態も起きました。

メディアによる記事を書いてもらえなくなったことによる、登壇企業にとってのベネフィットがなくなった

 これは、たまたま先日、X-Tech JAWSの記事を毎回書いていただけてました大谷イビサさんと物理でお会いできる場があり、なんならそこにAWSのコミュニティマネージャーである沼口さんもいたので、お二人に直接話をしたのですが、記者としても、オンライン勉強会はつまらないというのをばっさりと言ってくれました。これは、別に大谷さんをバッシングしたいものではなく、配信だけになっている勉強会で、現在、アーカイブも残る勉強会について記事を書いても、メディア側にとって、出した記事はそうあまり読まれるものでもないのだろうと考えます。

フィードバックアンケートの集まりが悪くなったので、登壇者に申し訳なくなった

 自分自身、いろんなコミュニティをやってきましたが、自分たちが継続していきたいというモチベーションは自分が聴きたいからというモチベーションだけでなく、参加する方々も聴きたいと言ってくれる、そのフィードバックがあるからこそです。極端な話、オンライン開催以降はどれだけ口をすっぱくしても、アンケートが集まる量はオンサイトのときと比べても極端に減り、もう登壇いただけた企業に申し訳がなかったです。それだけフィードバックありきでコミュニティは成り立っているということです。

AWS Startup Communityの登場

 似たコンセプトとなるコミュニティとして、AWS Startup Communityが登場してきたことも一つの要因です。コミュニティの名前にもわかりやすく「AWS」、「Startup」という言葉が含まれているので、コミュニティの想像はしやすいでしょう。「X-Tech」なんてのは造語なので、わかりにくいと言われていましたが、X-Techを表す代わりとなる言葉がなかったことも事実なのです。また、AWS Startup Communityの運営はスタートアップ企業に務める方々だけで構成されていて、それでかつ自走したコミュニティとなっています。なので、彼らの台頭もあり、役目を終えたという考えも少なからず過ぎっていました。

運営としての上記理由からくる、オンライン開催におけるモチベーションの低下

 これは主にX-Tech JAWSのファウンダーでもある自分自身が1つ目と2つ目にこだわっていたので、コロナ禍に突入して、X-Tech JAWSをオンラインで開催することにどれだけ意味があるんだろうか?と悩んで、運営と話し合いもしました。結果的に2020年1月のオンサイト開催から11ヶ月も間を開けての12月にオンラインで開催しましたが、個人的にはやはり納得いくものとはならなかったと思っています。元通りに3ヶ月に一度の定期開催を進めようともしましたが、運営各々が忙しくもなったりし、最後の開催から次の3ヶ月が経っても何も起こせられる状態にもなりませんでした。これは他の運営メンバーが悪いとかでもなく、やはり、やり辛かったのでしょう。

X-Tech JAWSをたたむことが決まった日

 運営メンバーにもきちんと説明する必要があるとおもい、5/15(日) 午前9時から都合のつく運営メンバーとMTGをして、話をし、長らく悩んでいたことを打ち明け、一緒にやってきたこのコミュニティをたたむことについては、他のメンバーも納得してくれました。
 むしろ、過去私が所属していたコミュニティでも自然消滅?したコミュニティもあるので、むしろ解散宣言するくらいがすっきりと潔くて良いとも
言ってもらえました。

講義型コミュニティの未来はこうなってしまうのか?

 コロナがなかったら、X-Tech JAWSも変わらず継続していたでしょう。自分でもやっていて楽しかったですしね。毎回、業界の異なる企業に声をかけて登壇してもらい、自分の知らない業界のことを知るのはとてもインプット量が多いです。私自身何度もイベントで言っていたりしますが、見た目によらずですけど、FemTechにはとても興味あるので、本当はこの業界から一社、登壇してもらいたかった。たたむことを運営メンバーに宣言したあと、イスラエルには砂漠テック(DesertTech)なんてのもあって、しかも、AWS使ってるんですよ、ってもっと早く言ってほしかったw といいながら、やはり講義型のコミュニティかつアーカイブも残るだと、リアルタイムで学ぶ必要もないので、取り組みの仕方を工夫しないと継続はなかなか難しいなって思います。JAWS-UGには複数の支部があり、いくつかの地方支部もワークショップやディスカッションなどを取り入れて開催しているので、こういった工夫が必要となってくるのでしょう。

X-Tech JAWS、たたむことに反対です!とも言われたが、、、

 実際、AWSJのコミュニティマネージャーをやっている沼口さんにも、継続してやっていくためのことをもっと考えるべきだ、周りをもっと巻き込むべきだとも言われましたが、それらをふまえた結果です。
 そして、私なりに、このコミュニティを次の誰かが同じ名前で継続し、自分の考える意志とは違う方向に運営されることには正直反対ということもあり、なので、たたむことにしました。
 もし、似たような支部をやってみたいとかいう方がいる場合はぜひとも別名でお願いします。(AWS Startup Communityというのがあることも念頭にお考えいただければと、、、)

X-Tech JAWSの各種アカウントどうするの?

 DoorkeeperTwitterなどはコミュニティ閉じた宣言をして残します。私だけがログイン方法を知っている状態。。。

X-Tech JAWSのStats

  • 通常開催14回

  • コラボ開催2回

  • JAWS DAYSは2018と2019で専門セッション枠

  • X-Tech JAWSに関するアスキー記事のアーカイブはこちら

最後に

 JAWS-UGでは、新しく、CDK支部GameTech専門支部も立ち上がります。そんな新しい支部をぜひ応援していただけると良いかと思います。私はその支部の運営ではありませんが、そうして新しく支部が立ち上がる中、一つの支部もこうして終わりを迎えることとなりました。やってきた支部での活動は自身にとって、多くの知識を与えてくれ、血肉ともなりました。

 また、一緒に長らく運営をやってきた、X-Tech JAWSの各メンバーと多くの相談に乗ってくれたAWSJの沼口さん、亀田さんには感謝の気持ちでいっぱいです。たくさんの記事を書いてくれた大谷イビサさんにも感謝。X-Tech JAWS立ち上げの第一回をみて、JAWS DAYS 2018のセッション枠にねじ込みたいといってくれたAWS Samurai 2017の二人(森さん、伊藤さん)にも感謝。そして、登壇いただいた数々のX-Techな企業の登壇者たちにも感謝。最後まで応援、参加いただいた聴講者の方々にも感謝。

 なお、Security-JAWSは今年度は運営メンバーとも議論しながら、色々と新しい取り組みをしていますので、ぜひそちらもお楽しみに。

 2017年10月初開催から4年半、X-Tech JAWS、ここに閉幕です。ありがとうございました。

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