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新型コロナの蔓延から見えた、人と人との関わり合いの大切さ

1.果たして今年だけで終わる問題なのかどうか

 本当に今のコロナの影響は根深いと思いますし、これからもまだまだ続くと思います。
今日(2020年12月24日)、新型コロナ感染者が各地で過去最高を更新しました。
これは本当に憂慮すべき事態であると思いますし、一人一人の意識(できる限り外出しない・極力人と会わない)を徹底すべき事態だと感じています。

私は今働いていないですし、コロナの影響からも何とか抜けることができましたが、今でも苦しんでいる方も沢山いると思いますし、どん底まで落とされた方もいると思います。
また先日見かけたこの記事を読んでも「看護師さんが一番辛いんじゃないか」とも強く印象を受けました。

それは精神病院でもそうです。
基本的に入院している方は外に出せない(ある程度回復した方は出れます)ので、どこの病院でもそうですが精神病院の入院棟も厳重にコロナ対策がとられています。

それに一番印象に残ったのが、入院棟とは関係ないはずのデイ・ケアで働いている看護師の方から聞いた話でした。
その人とある時話をしていたら、なんと毎日5〜6キロは走っているというので、私は単純に「凄いですね!」と答えたら、「いや、今のコロナの感染状況だと絶対に自分にも病棟への応援要請が来ると思っているので、そのために少しでも体力をつけて免疫力を高めているんです」という言葉が私の中での今年一番印象に残った言葉でした。

看護師という方は本当に医療の現場の最前線で働いている方だと思います。
もちろん医者の先生も必要不可欠な存在ですが、一番患者に寄り添ってケアを行なっている方ではないかと私は思っています。

私が初めて入院した時、あまりの身体の苦しさで、とうとう看護師の方にお尻に注射を打ってもらった後に、看護師の方から一言「大丈夫だよ」と軽く背中をポンと叩いてもらった事は今でも忘れていません。
本当に涙が出るぐらい嬉しかったです。

2.今年になって始めて「エッセンシャルワーカー」という言葉が認知されたのではないか

 私も周りの方の助けを受けて生きていられるので本当に感謝でしかないんですが、私が一見関係ないと思っているような方々(生活必需品を販売されている方など)も生活する上で大切な存在であることを改めて認識しましたし、どんな人でもそういう社会の中で仕事をしている人達の支えの上で初めて生活できていることを認識した年になったのではないかと思います。

できることといったら感謝でしかないんですが、人間社会というのは何かしらの形で支え合ってできている構造というのは、今も昔もそれほど変わっていないんじゃないかとも思いました。
だから自分の行いが全く社会に関係ないものでも無いかもしれないですし、もしかしたらこれから自分も社会に進出していく中で、そういう支え合いの中に入れたら嬉しいなとも思っています。

3.最後に

 これは本当に個人的な事なんですが、コンビニでバイトしていた時に感じたのは、たった一言「ありがとう」と言ってもらえるだけで嬉しかったのを覚えています。
特に外国人の方は必ずといっていいほど言いますし、それも笑顔で伝えてくれるので、日本にいながらカルチャーショックを受けた覚えがあります。

ですから上記に書いた看護師の方からの一言でもそうですし、たった一言でも人に与える影響は違うと思っていますし、私はその一言からでも始めても良いのではないかとも思っています。
褒められて嫌な人は少ないと思うので、言って損はないと思います。
特に笑顔は万国共通で素敵なコミュニケーションなのかなとも思います。

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