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自分が笑顔になるために、相手に笑顔になってもらう(2021/06/11・訂正)

1.昔は全く笑えなかった

 私は中学生の時に中二病になってしまい、自ら子どもとしての純粋さを捨ててしまいました。
友達と心から楽しんで遊ぶこと、未知のことに対してのワクワクした好奇心、将来への希望、異性に対する漠然とした興味、その他諸々のことが自分から失われ、自分で無理矢理背伸びをして、一見大人びているけど中身は子どもの頃から成長していないという状態を今でも心のどこかで感じています。

人は成長するにつれてそういった事が自然と失われていくのかもしれませんが、それは成長の過程の中で自然と消えていくものだと私は思っていて、それを自ら離してしまったらいけないものだと思っていますし、今もその後遺症が残っている気がします。

結局どうなったかというと、仏頂面で、人に対して心を開くことができなくなってしまいました。
友達と遊んでいる時は確かに笑ったり楽しんだりできていますが、でも心から親しくなれる・心を許せることができるようになった友達はこの歳でまだ一人しかいませんし、恋人ができても心の底から好きになれる、ただそばにいてくれるだけで安心できるという事ができなくて、結局長続きさせることができていません。

2.基本的に今でも仏頂面ですが、変化はあった

 最近になって明るくなったという話は以前にも書きましたが、じゃあどう変わったかというと、人と話している時に笑顔が増えた事です。
何でかな〜と考えていたら、相手が笑顔である時に、自分も笑顔になっている事です。
要は相手が笑顔になってもらったら、自分も自然に笑顔になれる事に気づきました。

何でもいいんです、共通の話題について話す、相手のここが素晴らしいと思ったら素直にその事を伝える、きちんと感謝する、本当に何気ない事なんですが、今ではそういう事が自然にできるようになったかなと思います。

本当に失意のどん底に落ちたので、そこで人の助け・身近な人のありがたさに気づいたら、相手に笑顔になってもらいたい、少しでも喜んでもらいたいという気持ちから生まれたような気もします。

3.冗談は慎重に

 冗談も言います。
でも相手によりますし、人を傷つけるような冗談は言わないようにしていますし、自虐的な冗談も言いません。
スベることも多々あります。
相手に対して礼儀正しく(過剰に丁寧にならないように)、相手の事を尊敬していたら何となく相手の事が分かってくるというか、何を話したら良いかわかってきたような気がします。

ですので冗談を言わない相手もいます。
冗談を言わなくても通じ合える相手なら必要ないですし、冗談の乱用は危険だと自分でも思っているので気を付けています。

4.最後に

 一番嬉しいことは、写真を撮る時に自然に笑えるようになったことです。
前は作り笑いでしたし、後から自分が見ても無理していて痛々しいです。
なんか子ども返りしているような気分なんですけど、これが成長なのかどうか自分でも今ひとつわかっていません。
とりあえず身近な人の大切さに気づけただけで良いかなと思っています。

(2021年6月11日修正)

すみません、私が中学2年生の時に中2病にかかったと書きましたが、嘘です。格好つけてしまいました。

本当は不登校になりました。

中学2年の時にクラス替えでうまく友達ができなかったせいで、中学に通っても楽しくない、家でも色々あって、家にいても嫌だ、そんな状態だったので、不登校・引きこもりになりました。

そして結局、自分で孤立していったというより、人、特に同級生あたりの年代の子たちが怖くなってしまいました。

なので自分を守るためにどんどん自分の殻にこもって、人と交流を閉ざしたというのが本当だと思います。

人に本当の気持ちを心から表せるようになるまでが本当に長かったです、怖かったです。

でも今は、多少は変わった気はします。

匿名とはいえ、嘘をついても良いとは思わないので、ここに訂正させていただきます。

失礼しました。

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