投稿7日目 「お前のためは誰のため」

本日、voicyにてオリエンタルラジオの中田敦彦さんの放送が無料で公開されていたので拝聴しました。森山至貴さんの「10代から知っておきたい あなたを閉じ込める「ずるい言葉」」という本の要約をYoutube公開していて、その音声版でした。内容について気になった方は中田さんのYoutubeまたはVoicyで確認してください。kindle unlimitedを利用の方は書籍を無料で読めます。私も先ほどダウンロードしました。

その内容の中で、中田さんの元マネージャーが「お前のためを思って、言うてるんや」という台詞に違和感があるという話を聞いていて、激しく同意しました。

私の結論を言うと「お前のためは、自分のため」です。私があなたを(お前を)コントロールしたい(それによって自分が評価される、もしくは楽できる)から、「お前のため」と言う、さも、あなたのことを思って発言してますよと言う体で、自分の意見を通す「ずるい言葉」です。作中ではその対処法も紹介されています。、

他にもどんなずるい言葉があるかは中田さんや作者の森山さんの書籍を確認していただくとして、じゃあこの「ずるい言葉」がある世の中でどのように私たちは生きていくと楽なのか。

1つは「知る」と言うこと、知っていれば、むやみに傷つくことなくブロックして、気にしないようにできる。さらに踏み込むと、うまく対処することによって、そのこと自体を解消できる。

もう1つは「違和感を口にすること」、モヤッとすることは数多くあるけど、面倒くさがらず、その場その場で流さずに、雰囲気に流されずに、リアクションを取ることが大事だと思います。そういったモヤモヤが自分の中に溜まってしまうとメンタルがやられて、元気がなくなっていきます。自分の中に留めておかず、「なんで〇〇なんですかね」と言うように疑問を口に出すことが自分を気持ちよく保つ方法だと信じています。あなたが思ったことはきっと他の人も思ってるけど言えないだけ。

注意として、こういったずるい人を攻撃するのはやめておきましょう。あなたの正義を他人に押し付けても戦争にしかなりません。「ずるい言葉」を使う人は、「自分で責任を負いたくない」「面倒なことはしたくない」「楽したい」から使っています。攻撃しても何もならないばかりか面倒に巻き込まれるだけです。

じゃあ、どう対処するか。まず私がそういうずるい言葉を使わないよう、誤魔化さずに「説明する」「受け入れる」「相手を認める」「謝る」と言うコミュニケーションをサボらずに、相手に押し付けることを減らすこと。その上で、相手を傷つけずに、うまくその矛盾に気づくきっかけを与えること。これぐらいができる対処なのかなと思います。周りの人もきっと「知って」「行動すること」で多くの人によって過ごしやすい、優しい世界になると信じています。

「正解なんて今の世の中にない、ただどういう風に生きるかだけ」

ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(包括性)を大事と言われています。違う意見があっていい、その意見を受け止めよう。意見は言うけども個人を大事にしあえる優しい世界になってくれることを願っています。「ずるい言葉」使っていないか、ちゃんと確認して喋らないと、と再確認して、行動していきましょう。

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