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『日向坂で会いましょう』第2章に向けて起こる変化と、まなふぃを推してみる

4/20追記:文中に「この回の収録を行われたのはおそらく東京ドームライブ後ということになる。」とあるが、テレビ放送によると「この回の収録は3月8日」だそうです。恥ずかし。

今週も『日向坂で会いましょう』おもしろかったですね。

今回の企画は以前も行われた、メンバー同士で行われる様々な対決の1位を予想する【メンバー愛が強いのは誰だ?春のG1 日向坂ダービー】。新衣装での収録や日向坂46の日程的な順序を考えると、この回の収録を行われたのはおそらく東京ドームライブ後ということになる。

これまで名物企画をイチローの安打並みに量産してたひなあいが、その中でもっとも身体を張る企画をわざわざ選択したのだからすごい意気込みだ。『約束の卵』の歌詞にある「目標だと言ってる誰もが行けるわけじゃない」場所でたくさんの人々から祝福を受けた日向坂46に「よし、足ツボ行くぞ」とジャージを着せるこの番組のバラエティの下に平等な腰の据え方。頼もしさのなかに教育熱心な親のような恐怖を感じる。

さて、そんな感じで東京ドーム公演を成功させたからこそひなあいも後につづけと意気込んで企画が進行していったのだが、ここ数年は番組内でメンバーに変化が起きている。

涙ですべてをかっさらう松田好花さんや勝つもよし負けるもよし日向坂随一のオールラウンダーの富田鈴花さんはじめ、大器晩成型のメンバーが円熟してきた。先日発表された渡邉美穂さんの卒業もひなあいの変化に大きく影響する。これから先のひなあいは加速した流動性により何か変化が起きるはずだ。

東京ドームという大きな一区切り、そして迎える大きな転換期の『日向坂で会いましょう』第2章はこの日からはじまっているのかもしれない。

その中でもわたしがとくに大きく変わったなと思うのは高瀬愛奈さんだ。推しメンである贔屓目は否定できないが、熱心に追いかけていない方々でも自信がついてきたのがわかると思う。

まず単純に声が大きくなった。【世界一やりたい授業】企画などでのツッコミキャラをはじめ【それ盛ってんで!】企画や加藤史帆さんとの不仲コンビなど、自分のできることが彼女の中で明確になってきたのか、いまの彼女には迷いがないように見える。

これは彼女の強みだと言えるのだが、言葉を継ぐペースを一定に保てるのだ。でたとこ口数勝負のトップギアと精査して言語化を図るローギアの中間地点、ニュートラルな回転数とスピード感は安心感を与える頼もしさがある。言葉をしかと返してくれる人というのは会話を成立させる上でこれほど信頼できる相手はいない。

贔屓目にみても高瀬さんにはまだまだな(彼女的にも納得いってない)部分はもちろんあるが、ゆくゆくは佐々木久美さんや加藤さんとならんで「困ったらまなふぃに振る」という大黒柱をを引き受けられる大器だとわたしは考えている。まだメンバー全員に当番が回っていない【それ盛ってんで!】企画での立ち回りに変化は起きるのか。これからのまなふぃ、そして冒頭に述べた『日向坂で会いましょう』の変化に注目していきたい。

おしまい。

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