ひなあいに学ぶ、演出の大切さ。

いやあ今週も『日向坂で会いましょう』面白かったですねえ。
先週に引き続き、日向坂メンバーの親御さんのアンケート企画。

先週からずーっと親心がおもしろい
影山さんのお母さんが「うちの子がいつもありがとうございます」とファンの人たちに挨拶まわりをしたり、親でもないのに「その気持ち、わかるなあ」と共感してた。
本当にうれしいんだろうな。いてもたってもいられなくなって挨拶しまう、本心、人間のどうしようもない感情からの行動だからおもしろいんだよな。

そしてその親心をからはみ出たファン心もおもしろかった。
お父さんたちがCDの発売日に集まって開封式をしたり、娘の生写真やサインを集めたり、同じファンとして「その気持ち、わかるなあ」と共感してた。
けっきょく自分の娘がいちばんかわいいんだろうな。でも推しは違う子だったりしてね。親の立場でするオタ活はめちゃくちゃ楽しいだろうな。

「娘にやってはいけないこと」の話の中で、クリスマスの話題になった。
クリスマスときたら、サンタの存在について当然展開していく。
様々なエピソードトークのなか、なんといっても潮さんの親御さんの話がすごかった。

まず潮さんが高校2年生までサンタを信じていたのもびっくりしたけど、プレゼント渡すまでの演出の徹底がすごかった。

「鈴の音が聞こえる」「ベランダの窓を開けとかなきゃね」「サンタさんが寒くないようにミルク用意してあげな」

しまいには、潮さんがプレゼントの手紙を忘れた時の対応。
推測するに、潮家のスケジュールは、サンタさん宛の手紙を書く→サンタさんが来る。となってる。
そこでお父さんの筆跡とは違う文字で「欲しいものができたときはお父さんに」という旨の手紙と共に、なんでもチケットが贈られたそう。

本当にクリスマスの完成度が高い
寝てる間にサンタがくるだけにとどまらない、ディズニーランドくらい世界観にのめり込める演出の徹底っぷりが素晴らしい。

そして話を聞いた感じ、潮さんはこれらのイベントを信じる選択をしている。
周りがサンタについて言ってきても「私は信じる!」と言ってたように、きっと純粋にサンタの存在を信じていたのは今は昔で、実は高校2年生以前から気づいてはたんだと思う。
サンタは実はいないと理解した上で、クリスマスを信じて楽しんでいる様子だった。

幸せを呼ぶガムランボールだったり、潮さんがたまにうさん臭いと言われてしまうのは、信じる選択をした信仰心からきてるんだなと思った。
そりゃ現実を見てしまった人間からしたら、思わず笑っちゃうくらい冗談みたいな話だよ。
アイドルはトイレに行かないとかそういう冗談を、潮さんは楽しむ方向で向き合って信じている。
これって誰にでもできることだから、そういう選択をわたしもしていいのかなと思ってしまう。

潮さんは長いと言われてた話がコンパクトになってきたけど、そうじゃなくても聞き入ってしまう優しい話し方と声。
ナレーションとか朗読を聞いてみたいな。

おしまい。

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