『ひらがな推し』←TO THE『日向坂で会いましょう』

今週も『日向坂で会いましょう』おもしろかったですね。

今週は3/31(水)にBlu-ray発売を控えた前身番組『ひらがな推し』を思い出すような対決でひらがな愛を競う、がな推し女王決定戦企画。
余談になるが、番組Blu-rayの宣伝文句は「メンバーが活躍した～」が常套句だと思うんだけど、この番組では「メンバーが爪痕を残した～」とバラエティ色つよめの謳い文句が採用されてることに”らしさ”を毎回感じる。

ちょうど先週末友達と『ひらがな推し』をぽつぽつとつまんで観ていたところで、いまみると違和感があるソーシャルディスタンスなしの番組の様子に「やっぱ距離ちかい企画が見てえな」とうなずき合ったところだったので、この対決企画は楽しみだった。それなのに今週はなんだかあっさりした後味だった。すごくおもしろかったんだけど、どこかもの足りなさを感じる。ジャブだけで倒しちゃったみたいなあっけなさ。緊急事態宣言も解除になったことだし、そろそろソーシャルを気にしない番組収録が見えてきたんじゃないだろうか。

『ひらがな推し』を彷彿とさせる企画が登場するということで、めずらしくわさび寿司なんてベタにメンバーが身体を張る姿が見られた。潮さんがわさび寿司もとい身体を張る姿なんて滅多に見られないので、すごくワクワクした。いつかの足つぼマットのときはずっと下を見てしまっていたので、しっかり顔を映す潮さんに成長を感じた。それにしても潮さんのしゃべりは一定のレベルまで熟練してきている。

Love Me Doさんの占いで「UFOを目撃する」というきっかけから、エピソードをコンパクトに披露してオチまではこぶ達者な技術。あまりにも簡潔にテンポよく語られるのだからどうしても笑ってしまう。あれだけコンパクトにまとめられるなら、食レポでの活躍が期待できそうだ。というか、もうすでにUFO見たのかよ。

テレビ番組にこういう例えは適切かわからないけど、いわゆる企業案件だった今週はアイドル番組らしくを打ち出した過去の企画よりもアイドル番組らしかった。企画自体にも初々しさやおじさん世代に寄せた企画フォーマットから「キン肉マン企画」を思いだし、すごく”ひらがな推し”らしい企画だった。来週はふつうに早押しクイズになりそうだけど、どんな問題が出題されるか楽しみだ。

おしまい。