『日向坂で会いましょう』から生まれた景色はもうすぐそこに、合言葉は「宮崎で会いましょう」
今回も『日向坂で会いましょう』おもしろかったですね。
ついに今週末宮崎県にて「ひなたフェス2024」が開催される。わたしは不参加なのであまり現実味を感じてないけど、これを公開した木曜日時点では参加される方々も違う意味で現実味がないかとおもいます。
「ひなたフェス2024」は今の日向坂46がもてるすべてを注ぎ、長らく準備を進めてきた2024年の日向坂46肝いりの企画であり、その始まりはこの『日向坂で会いましょう』であった。
フェス企画立案からフェスでの催し物やグッズの提案まで、漠然とした絵空事だったイベントの骨子を着々と推し進め、都度都度でその模様を放送してきた。そしてついに9月4日水曜日、ひなあいオリジナルグッズの発売決定が告知された。フェスにまつわる各種宣伝を遠巻きに見守っていたのだが、このニュースがいちばん現実味を感じた。ああ本当にやるんだな、と思った。あと、これ欲しい、とも。
開催まであと1週間。ならばこの番組に残された最後のひと仕事は、これまで見守ってきたフェス参加者を快く宮崎県へと送り出すことではないだろうか。
今回の企画は【所沢フレンドパークII 春日をフェスに連れてって】と題し、ひなたフェス不参加のオードリーから声援を頂戴すべく様々な対決を春日扮するカス口宏と行い、本家のように獲得したダーツの矢を投げて褒賞を決める。
『日向坂で会いましょう』には数々の対決企画があるが、なかでもこの【所沢フレンドパーク】企画は対戦相手が春日であることが見どころである。春日俊彰から錬成された”春日”を装い、常日頃から我がままである彼のどうしようもなさは、渡邉美穂からゴールを遠ざけたように理不尽にも日向坂メンバーの前に立ちはだかる。
このいけず石をめぐる人間模様はメンバー同士の対決とは異なり、共通の敵を打ち倒さんと団結する日向坂46の姿を見ることができる。「カメラ映り込み選手権」でスクリーンアウトした髙橋未来虹や石塚瑶季のように、自らの役割を探しながら達成や勝利の道筋をみんなで模索する姿は、この数か月間「ひなたフェス2024」の成功に向けた躍動と重なってみれた。今回の【所沢フレンドパークII】は以前のような単なるオードリーとの対決にとどまらない、いま現在の日向坂46のすがたの一面を見れた気がした。
そして今週末、いよいよ「ひなたフェス2024」が幕をあける。2019年のロケをきっかけに始まった縁が2024年フェスにカタチを変えて宮崎の日向の下にお披露目される。あの日上にあった空から注いでいた陽射しは、日向坂46の歌声とおひさまの声援によってあたたかく辺り一面を包み込むことでしょう。参加される皆々様が素晴らしい時間を無事持ち帰れますようにオードリーと共に遠い遠い関東から祈っています。
おしまい。