ひな会いの想像力。/2020.6.1

今週も『日向坂で会いましょう』面白かったですね。
なんてったってわたしの推し、まなふぃが大活躍したからね。
いや言葉の差し方がキレまくってた。
というかまなふぃの言葉を差すタイミングが素晴らしい。

会話の切れ目にスッと入って、端的に短い言葉で伝える。
切れ目の見極めって、めちゃ難しいんだよな。
春日さんが言ってた「気づいて、しっかりついてくる」ってのは、なかなかできることじゃないと思う。

あの番組のおもしろさの原動力は、想像力だと思った。
オードリーのオールナイトニッポンのテレビ版という入り口でこの番組を知ったので、今週の放送で合点がいった点があった。

ラジオ聴いてて思うが、オードリーのトークの持久力が半端ない。
1つのテーマで4~50分話したりする。

ひな会いのリモート放送ではグリーンバックの背景を、メンバーの希望を取って毎週変えている。
今週、高本彩花さんが宇宙の背景を希望したことから端を発し、ブラックホールやキン肉マンネタなど、次々アイデアを足していって、どんどん話を膨らませていく。

ここでテレビの出番。
CGを駆使し、その想像を具現化した。
ラジオなら想像で終わるところを、さらに大きく膨らませた。
過去の放送を思い返してもそういった場面が、ところどころにあったな。

宮崎ロケの裏話のやりとり、なんてまんまラジオでよく聞くやりとりだったなあ。

これは仮説なのだが、坂道グループの番組の笑いの作り方がMCのネタのフォーマットだなと思う。

オードリーは、ズレ漫才。もっと広くみると、コント漫才だ。
おかしな人を「~なんですけれども」と訂正してツッコむの形。
アイドルの話を拾って、おかしなところを見つけ、じゃあ実際やってみようのくだりは正に「じゃあおれ~やるから、おまえ~やって。」だ。
あの番組で頭ごなしに強くツッコんだりディスったりしない根本は、若林さんのツッコミが「~なんですけれども」だからだろう。
あくまで他人の個性を卑下したり、否定するツッコミじゃないからだ。

もうすこししっかり深めたいが、『乃木坂工事中』公式お兄ちゃんのバナナマンは、困惑が笑いのパターンだと思う。
バナナマンのコントはボケの設楽さんがおかしな人で、それに翻弄される日村さんの姿がおもしろい。
なので設楽さんがメンバーを追い詰めたり、急に変な方向にもっていくのは、コントでの笑いの作り方が関係してるのではないかと感じた。

難しいのが、『欅って書けない?』のMC土田さんと澤部さんだ。
ハライチがMCなら、おはスタでみた岩井さんがかなり暴れてたので、意外と『ひな会い』くらいハチャメチャな内容になったのかなとか、おおざっぱに想像できるが、コンビでない組み合わせなので読解が難しい。
土田さんはきっとファン目線で番組に参加しているような気がする。
アイドルが楽しそうにしてるのをニコニコみて楽しみましょうって方向だと思う。

この辺りは下調べして、ちゃんと形にしたい。

陽世ベイビーも冒頭の全員フレームアウトボケ参加したり楽しそうだったし。
おたけの背伸びしない素直さは本当にすごいと思う。
おすしのエピソードトークがきちんとまとまってて、成長を感じた。
おすずはもう大体のこと一通りできんだな。すごいな。

今週もすっごい面白くて、しっかり癒されました。

おしまい。

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