Mリーグ2023-24 5月7日 NAGA解析/KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾プロ、独自の選択で見事なトップ獲得!
2024年5月7日、Mリーグ2023-24・125日目です。本日はファイナル2日目。第1試合、仲林プロが東1局1本場にアガりを決めると、その後も点数をほぼ減らすことなくトップの位置を維持。南場でもアガりを決めて、そのままトップを獲得しました。
第2試合、まず園田プロが優プロからハネ満をアガってリード。優プロはこの半荘、打ち込みに回ることが多く一人沈みの状況に。他3人でのトップ争いとなりますが、堀プロがオーラスの親番でマンガンのアガりを決めて大きくリード。園田プロが最後に逆転のリーチをかけますが、これもアガれず。堀プロが逃げ切ってトップ獲得となりました。
本日の試合はサクラナイツが2着→1着で大きくポイントを増やし、優勝戦線に浮上してきました。一方ドリブンズはポイントを増やせず苦しい展開が続いています。本日の試合もNAGAと共に振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:内川幸太郎(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:二階堂亜樹(EX風林火山)
西家:仲林圭(U-NEXTパイレーツ)
北家:渡辺太(赤坂ドリブンズ)
NAGAデータ
内川幸太郎
二階堂亜樹
仲林圭
渡辺太
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東1局:内川幸太郎
内川プロは上家から出た5sをスルーとしました。この場面、NAGAは全タイプ5sポンを推奨しています。この手牌、ドラ2赤1で打点は十分。5sをポンすれば白バックのイーシャンテンに取れますから、ポンする方が速度的には早そうです。
ただ内川プロは親番なのに第1打に8p、3打目にはダブ東を打っていて、さらには89mのペンチャン外し。相当速度感ありますし、ダブ東が早いので打点も結構ありそう。その状況で5sをポンすると、役牌の白をかなり鳴かせてくれなさそう…というのはあります。
とはいえ、それでも白を引くかもしれないし、手の良い人から鳴けるかもしれないので、5sポンしてイーシャンテンに受けておく方が良さそうに思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?