Mリーグ2023-24 2月27日 NAGA解析/EX風林火山・二階堂亜樹プロ、個人4勝目!セミファイナルボーダー争いはさらに激化
2024年2月27日、Mリーグ2023-24・90日目です。本日はBEAST Japanext・KADOKAWAサクラナイツ・EX風林火山・KONAMI麻雀格闘倶楽部の4チームが対戦。
第1試合、岡田プロが東1局に3900をアガると、東3局にもマンガンをアガって順調にリードを広げていきます。その後もほとんど点数を減らさず、そのままトップでゴール!個人6勝目をあげ、個人成績も3位まで浮上しました。
第2試合、序盤は点数が動かずに進んでいましたが、東4局に亜樹プロが裏3のハネ満をツモアガって一気にリードします。そこに南3局、高宮プロが親のマンガンをアガって迫りますが、最後は亜樹プロが逃げ切ってトップを獲得しました。
本日は最下位チームのEX風林火山が松ヶ瀬プロ2着、亜樹プロが1着とポイントを稼ぎました。結果、セミファイナルのボーダー争いは激化の一途をたどっています。本日の試合もNAGAで振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:中田花奈(BEAST Japanext)
南家:岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
西家:松ヶ瀬隆弥(EX風林火山)
北家:滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
NAGAデータ
中田花奈
岡田紗佳
松ヶ瀬隆弥
滝沢和典
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東1局:岡田紗佳
親の中田プロが5巡目に先制リーチ。岡田プロは宣言牌の4pを鳴いて南バックのテンパイを取りました。バックのテンパイなので中々厳しいとはいえ、打点も3900とそこそこあり序盤であれば十分勝負するに値します。NAGAもカガシ以外はややチーを推奨。こういうところでキッチリめくり合うのがMリーグの麻雀と言えるかも。
東3局:中田花奈
中田プロはここで3m切り。一方NAGAは全タイプで9m切りを推奨しています。自身の手は9mを切ればタンピンドラ1に向かえそうなところ。まだ5巡目ということもあり、ここはシャンテンを戻した方が結果的には良形高打点を目指せそうです。
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