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Mリーグ2023-24 10月31日 NAGA解析/U-NEXTパイレーツ、鈴木優プロ・小林剛プロのデイリーダブル達成!

2023年10月31日、Mリーグ2023-24・26日目です。本日はEX風林火山・赤坂ドリブンズ・U-NEXTパイレーツ・チーム雷電の4チームが対戦。

第1試合、序盤は優プロがリードしますが、そこに瑠美プロが親番のマンガンツモで逆転。その後もこの2人がアガり続けトップを争い続けますが、最後は優プロが自力でアガって瑠美プロを振り切ってトップを獲得。

第2試合は小林剛プロが東1局にマンガンをアガると、その後もジワジワとリードを広げていきます。南場ではなんと小林プロの3連続アガりで他の人の親番を全てつぶすというスゴいかわしを見せます。そのまま小林プロが逃げ切ってトップを獲得しました。

本日はU-NEXTパイレーツ、鈴木優プロと小林剛プロによるデイリーダブルを達成!そこらへんをNAGAで振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:園田賢(赤坂ドリブンズ)
南家:鈴木優(U-NEXTパイレーツ)
西家:二階堂瑠美(EX風林火山)
北家:萩原聖人(TEAM雷電)

NAGAデータ

園田賢

鈴木優

二階堂瑠美

萩原聖人

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

NAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。NAGAの他タイプなどとは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東1局:二階堂瑠美

瑠美プロはここでション牌の発切り。NAGAはガンマ・オメガ・ニシキの3タイプは7sを切ってのオリ、ヒバカリ・カガシは発切りと意見が分かれました。

この手メンゼンにせよ仕掛けるにせよ、赤2で打点はあるので攻めたいというのがヒバカリ・カガシの意見。一方他の3タイプはリャンシャンテンから攻めるのは微妙という判断。トップが偉いMリーグなら発くらいはまだ押して良さそうです。


東2局1本場:園田賢

園田プロはここで3s切り。NAGAの打牌候補も結構割れていますが、要は3s切って攻めるか、他の牌を抜いてオリるかの2択。少し前に6sが通っており、3sはスジの牌でそこまで危険度は高くありません。

自身の手はそこそこのチャンス手ですし、3sを押して放銃となったのも仕方ないでしょう。NAGAも基本的には3s切りが打牌の第1候補となっています。

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