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「打牌批判はダメ」とは言うが擁護をどこまで許すのか

2024年3月4日のMリーグの試合。第1試合の南3局2本場にて、X上で話題となった猿川プロのとんでもない放銃シーンがあった。それがこれだ。

自身が5万点持ちのトップ目。3着目の伊達プロのリーチに対して無スジの8sを切り飛ばしていった。自身の手は愚形2つのイーシャンテン。伊達プロに満貫でも直撃すればオーラスにまくられる可能性がグッと上がる。

一方ここが流局になればオーラスはかなり有利な状況で迎えられる。伊達プロと浅見プロがトップが厳しいので、そこそこの手でアガりに来てくれることが想定されるからだ。

チーム状況的にもまだ焦って得点をムリヤリ積み上げていく必要はなく、キッチリこのトップを守りきればOKである。NAGAは1p切りを推奨しているが、わざわざNAGAで見ずともこの場面はオリを選択するのが妥当であろう。

この点については本人も近代麻雀のnote記事で振り返っており、ミスだった反省している。

もちろん人間だから時にはミスをすることもある。ミスの程度というのもあるかもしれないが、こればかりは仕方のないことであろう。反省したら切り替えて次次…といったところだろうが、またSNSを混ぜっ返しているのが同じく近代麻雀が出しているこの観戦記である。

この観戦記では猿川プロの8s放銃シーンについて、「猿川真寿を救いたい」と題して、記者の方の考えがまとめてある。これが逆にSNS上での炎上を呼んでいる。引用リポストなどを見ながら、炎上の理由をまとめてみるとざっくりこんな感じか。

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