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Mリーグ2023-24 10月10日 NAGA解析/KONAMI・伊達朱里紗プロ、開幕3連勝達成!
2023年10月10日、Mリーグ2023-24・14日目です。本日はセガサミーフェニックス・渋谷ABEMAS・チーム雷電・KONAMI麻雀格闘倶楽部の4チームが対戦。
第1試合は東1局から東城プロの天和チャンス!アガりにはなりませんでしたが、4000オールに仕上げて一歩リード。そこに多井プロが追いすがる展開となりましたが、南2局に東城プロが多井プロから8000を直撃して勝負あり。東城プロがトップを獲得しました。
第2試合はかなり平たい点数状況で進行。一体誰が抜け出すのか?というところでしたが、南2局1本場に伊達プロが裏3枚の3000-6000を決めて一気に抜け出しそのままトップを獲得。伊達プロはこれで同じチームの寿人プロに続く開幕3連勝を達成!KONAMIの独走が続きます。
東城プロ・伊達プロと女流プロがトップを取った本日の2試合、NAGAで振り返って参りましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:東城りお(セガサミーフェニックス)
南家:瀬戸熊直樹(TEAM雷電)
西家:多井隆晴(渋谷ABEMAS)
北家:滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
NAGAデータ
東城りお
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瀬戸熊直樹
![](https://assets.st-note.com/img/1696936640825-kgHJ2Pho0n.jpg?width=1200)
多井隆晴
![](https://assets.st-note.com/img/1696936645090-tcHfQxEQkL.jpg?width=1200)
滝沢和典
![](https://assets.st-note.com/img/1696936651003-rY2jnxwatB.jpg?width=1200)
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
東1局:東城りお
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東1局、東城プロはなんと3s単騎の天和チャンス!さすがにアガりはできませんでしたが、ダブリーチャンスです。普通は待ちが悪くても大体ダブリーはした方がいいのですが、今回のケースは珍しく両方が残り2枚の単騎という超愚形でさすがにダマが正着でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1696946014657-aY9sDuoAcr.png?width=1200)
そして次巡に1-4sノベタンに変化して先制リーチ。ピンフがつくような牌を待つという考えもありますが、ドラ1ありますしさすがにリーチでしょう。
東2局:多井隆晴
![](https://assets.st-note.com/img/1696946016690-2DLE0AnHaR.png?width=1200)
多井プロはドラ赤のチャンス手。ただ滝沢プロからリーチを受けて何を切るか?多井プロはここから5pを切ってオリを選択。一方でNAGAは8mを切って粘ることを推奨しています。
この手、あまり形は良くないですがイーシャンテン。567の三色も見える形で打点は相当あります。喰いタンで仕掛けも効きますし、NAGAとしては攻め一択でしょう。多井プロのスタイルだとオリるのは分かるのですが…それでも8mくらいは行きたいようにも思います。
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その後、2軒目のリーチを受けて安パイなし。NAGAは6p切りを推奨しているのですが、多井プロは7m切り。確かに6pは下家に3-6pがなく6-9pは8pワンチャンス、かつ親には中スジ。この中では一番マシに見えます。
逆に多井プロはなぜ7m切りとしたのでしょうか?6pの次に安全そうなのは7mですが…。ここは理由が気になりました。
東3局1本場:滝沢和典
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滝沢プロはカン7sテンパイをダマ。一方でNAGAはかなりリーチを推奨しています。愚形高打点は曲げるというのがNAGAのスタイルですね。ただMリーグだとリーチに対しての反応がかなり敏感なので、愚形5200はダマったほうがいいフィールドのようにも思います。バランスが難しいです。
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