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Mリーグ2023-24 11月28日 NAGA解析/赤坂ドリブンズ・園田賢プロ、個人首位浮上となる今季5勝目!

2023年11月28日、Mリーグ2023-24・42日目です。本日はBEAST Japanext・赤坂ドリブンズ・EX風林火山・チーム雷電が対戦。

第1試合、菅原プロが親マンツモで好スタート。ですが東2局1本場に瑠美プロがマンガンをアガると、東3局の親番でマンガンをツモアガりトップを逆転します。その後、瑠美プロと菅原プロのトップ争いとなりますがオーラス・南4局1本場に菅原プロがマンガンをアガって再逆転!菅原プロがトップを獲得しました。

第2試合、鈴木大介プロがマンガンのアガりで好発進。その後も大介プロは点数をキープしながら終盤まで進み、BEASTが連続トップか!?と思われましたが、南3局1本場に園田プロがハネ満ツモで一気に迫ると、オーラスの親番で親満ツモ!園田プロが逆転でトップを獲得しました。

第1試合は菅原プロ、第2試合は園田プロがそれぞれ逆転トップを獲得!この2試合をNAGAで振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:菅原千瑛(BEAST Japanext)
南家:浅見真紀(赤坂ドリブンズ)
西家:二階堂瑠美(EX風林火山)
北家:本田朋広(TEAM雷電)

NAGAデータ

菅原千瑛

浅見真紀

二階堂瑠美

本田朋広

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。NAGAの他タイプなどとは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東2局1本場:浅見真紀

浅見プロはここで白切り。先制リーチに対してション牌の白を切っての押し。自身の手はかなりのチャンス手ですが、場に8sが2枚切れなので9s切りもありそうです。

NAGAはヒバカリとカガシが白切り、オメガ・ガンマ・ニシキが9s切りでどちらも選択肢に上がっています。個人的にはトップ取りならまだ白を打ちたいかな、といったところです。浅見プロはこの後もかなり粘っており、強気なところがこの局でも表れています。


東2局1本場:二階堂瑠美

瑠美プロはここで2m切り。他方NAGAのうち、ヒバカリとカガシは2m切りを推奨、他3タイプは南切りを推奨しています。ヒバカリとしては南を引いてのシャンポンリーチになれば強い、という主張でしょう。カガシは南を重ねて鳴きも見たい、と。

他のタイプについてはリーチをかけやすいように2m残し。序盤でどこまで打点を狙いに行くか?ですが、まだ東2局1本場ですしリーチがかけやすい方がいいと思うので、個人的には南切りを選びたいと思いました。

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