見出し画像

Mリーグ2023-24 1月5日 NAGA解析/赤坂ドリブンズ・鈴木たろうプロ、東城りおプロとの接戦を制して個人4勝目!

2024年1月5日、Mリーグ2023-24・60日目です。本日はセガサミーフェニックス・赤坂ドリブンズ・TEAM雷電・EX風林火山の4チームが対戦。

第1試合、序盤は園田プロがアガりを重ねていき、東3局1本場にマンガンをツモって一気に抜け出します。しかし茅森プロが東4局にハネ満をツモ、次局の親番南1局でマンガンツモと園田プロを抜いてトップに立ちます。この2人のトップ争いとなりますが、南3局に園田プロが萩原プロに満貫を放銃して勝負あり。茅森プロがトップを獲得しました。

第2試合、第1試合と同じくドリブンズ対フェニックスの構図になります。たろうプロが大きなアガりを連発し、東場終了時点で5万点持ちのトップ目に。しかし東城プロが負けじとハネ満2回でたろうプロをまくります。ただ今度はフェニックスの東城プロが亜樹プロに満貫を放銃。たろうプロがオーラスもアガりきってトップを獲得しました。

赤坂ドリブンズとセガサミーフェニックスの対決が見物だった本日の2試合、NAGAで振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:茅森早香(セガサミーフェニックス)
南家:松ヶ瀬隆弥(EX風林火山)
西家:園田賢(赤坂ドリブンズ)
北家:萩原聖人(TEAM雷電)

NAGAデータ

茅森早香

松ヶ瀬隆弥

園田賢

萩原聖人

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。NAGAの他タイプなどとは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東1局:萩原聖人

萩原プロはここで8p切り。2mを切ればタンヤオのイーシャンテンになるこの手牌、NAGAは全タイプで2m切りを推奨しています。最初に見た時はミスかな?と思ったのですが、萩原プロとしてはミスではなく通常の打牌とのこと。

控え室トークで少しお話しされていますが、ピンズが高い人がいるのでカン7pでのリーチをあまりしたくない+新年一発目で景気の良いアガりをしたい、というような考えもありカン7pを払っていったとのこと。しかし、個人的にはそれでもさすがに2mを切った方が得なように思います。

ここから先は

4,055字 / 25画像
この記事のみ ¥ 130
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?