Mリーグ2023-24 4月26日 NAGA解析/赤坂ドリブンズ・渡辺太プロ、強気の攻めでチームを押し上げる6万点超えトップ!
2024年4月26日、Mリーグ2023-24・120日目です。本日はセミファイナル12日目。KONAMI麻雀格闘倶楽部・赤坂ドリブンズ・渋谷ABEMAS・EX風林火山の4チームが対戦しました。
第1試合、南場に入ってもまだ全員にトップの可能性がある僅差の展開でしたが、太プロが自身の親番で強気に攻めまくり、6万点超えのトップを獲得しました。
第2試合、こちらも僅差で南4局でも全員マンガンツモでトップという状況。しかし最後は流局となり、トップ目だった白鳥プロがギリギリの逃げ切りに成功。
ドリブンズは太プロのトップでかなりファイナル進出が見えてきました。一方ABEMASは2着→1着でそれに追随。KONAMIは4着→3着でファイナル進出がかなり厳しくなってきました。本日の試合もNAGAと振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:伊達朱里紗(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
南家:多井隆晴(渋谷ABEMAS)
西家:渡辺太(赤坂ドリブンズ)
北家:二階堂瑠美(EX風林火山)
NAGAデータ
伊達朱里紗
多井隆晴
渡辺太
二階堂瑠美
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東3局:多井隆晴
伊達プロがリーチ、下家の太プロがマンズのホンイツの仕掛けを入れている状況。ここで多井プロは4p切りとしました。一方NAGAは全タイプで6s切りを推奨。
自分がラス目なのでできれば粘ってテンパイやアガりを目指したい局面。リーチに対して丁寧に受けると現物の4p・スジの3pと切っていく方が安全でしょう。一方で6sもリーチには9sが通っており5sのワンチャンスで比較的安全な牌ではあります。一筋の押しで済みますし、2度受けとはいえリャンメン2つのイーシャンテンですから攻めるなら6s切りでしょうか。
ドラの発が1枚も見えていないため、伊達プロの打点が分からないのが困りもの。現状ラス目であることを考えると、やや6sを頑張りたいでしょうか。
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