Mリーグ2023-24 3月11日 NAGA解析/KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人プロ、2月15日以来のトップ獲得で個人成績をプラスに
2024年3月11日、Mリーグ2023-24・97日目です。本日は赤坂ドリブンズ・KONAMI麻雀格闘倶楽部・KADOKAWAサクラナイツ・セガサミーフェニックスの4チームが対戦しました。
第1試合、序盤拮抗した展開の中、東4局1本場・2本場と東城プロが立て続けにマンガンをアガり一気にリード。ただそこに岡田プロもハネ満をアガって追いつき、勝負は2人の争いに。最後は岡田プロがオーラスに逆転のアガりを決めてトップを獲得しました。
第2試合、こちらも序盤は大きく動かず。東4局に寿人プロがマンガンをアガるとそのままジワジワと点数を増やしていき、そのまま逃げ切ってトップを獲得。この勝利で寿人プロは個人スコアをプラスに戻しました。
ボーダー争いをしているフェニックスは第1試合、東城プロが大きめの2着。第2試合は魚谷プロが3着にまとめて、1日のスコアをプラスに収めました。さてこの2試合をNAGAと振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:浅見真紀(赤坂ドリブンズ)
南家:岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
西家:滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
北家:東城りお(セガサミーフェニックス)
NAGAデータ
浅見真紀
岡田紗佳
滝沢和典
東城りお
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東3局:東城りお
東城プロが東を暗刻にして2-5mのテンパイを入れた場面。NAGAは全タイプでリーチを推奨していますが、東城プロはダマテンを選択。自身の手はリーチして出アガり5200、ツモって8000なので十分勝負手ですが、下家の浅見プロの仕掛けはほぼマンズのホンイツ。
しかも場には2-5mが4枚見えと待ちもそこそこ苦しいです。それでもラス目ということに加えてチーム状況も合わせて、この手を2600とか1000-2000のアガりにするのはややもったいない印象を受けます。ここは勝負のリーチでいいのではないでしょうか。
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