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Mリーグ2023-24 5月16日 NAGA解析/U-NEXTパイレーツ・瑞原明奈プロがトップ、小林剛プロが2着でほぼ優勝を確定

2024年5月16日、Mリーグ2023-24・130日目です。本日はファイナル7日目。第1試合、東場のうちは渋川プロがリードしていましたが、南場に入ると親番で瑞原プロが連続のアガり。さらに太プロも親番で加点しますが…反撃もここまで。瑞原プロが逃げ切ってトップを獲得しました。

第2試合、パイレーツの優勝がほぼ決まったような状況ですが、ドリブンズの園田プロは、なんとか優勝の可能性を探りながらプレーしている感じでした。園田プロが結局トップを獲得しましたが、小さめのトップ。パイレーツの小林プロが2着に入り、優勝の可能性をさらに上げました。

本日の2試合で、パイレーツの優勝はほぼ確定と言えるでしょう。残り1日、2~4位はどのチームになるのか注目して見ていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:松ヶ瀬隆弥(EX風林火山)
南家:瑞原明奈(U-NEXTパイレーツ)
西家:渡辺太(赤坂ドリブンズ)
北家:渋川難波(KADOKAWAサクラナイツ)

NAGAデータ

松ヶ瀬隆弥

瑞原明奈

渡辺太

渋川難波

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東1局1本場:松ヶ瀬隆弥

上家の渋川プロからリーチを受けている状況。親の松ヶ瀬プロは1pを切ってオリを選択。NAGAも全タイプで1pと示している通り、普通だったら1p切りの場面です。ただファイナルのこの場面、優勝を目指すならこの親番をできる限り続けたいところ。それをあっさりオリたということは、チームとして優勝を無理に狙うよりは、1つでも上の順位で終わることを目指したということでしょう。

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