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Mリーグ2023-24 2月26日 NAGA解析/赤坂ドリブンズ・鈴木たろう、Mリーグ記録となる112800点のトップ!

2024年2月26日、Mリーグ2023-24・89日目です。本日は赤坂ドリブンズ・渋谷ABEMAS・U-NEXTパイレーツ・セガサミーフェニックスの4チームが対戦。

本日はとにかく第2試合の鈴木たろうプロに尽きます。自身の南場の親番で6000オール3回に4000オール1回、12000直撃などとんでもない点数を稼ぎ、一時12万点を超えるトップ目に。そのまま走りきって112800点とこれまでの黒沢プロのMリーグ記録・112700点を100点超えたトップを獲得!

ちなみに第1試合では同じくドリブンズの園田プロがトップを獲得し、ドリブンズはデイリーダブル達成!ついでにチームも首位に浮上とドリブンズ一色の1日となりました。本日の2試合もNAGAと振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:瑞原明奈(U-NEXTパイレーツ)
南家:白鳥翔(渋谷ABEMAS)
西家:醍醐大(セガサミーフェニックス)
北家:園田賢(赤坂ドリブンズ)

NAGAデータ

瑞原明奈

白鳥翔

醍醐大

園田賢

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東2局:醍醐大

醍醐プロはここで1m切り。一方NAGAは4pもしくは9m切りを推奨しています。巡目と形だけ見ると結構9sとかを切りたいところですが、今回はその9sがドラ。というわけで素直にイーシャンテンに取る9mか4p切りが推奨されているわけです。

ただ醍醐プロとしては両方とも1枚切れの愚形2つのイーシャンテンでは意味がない、と考えたのでしょう。テンパイも怪しければアガりまではもっと怪しい。というわけでカン2mを外して他のターツを求める…と。

だとしても4m引いてのリャンメン変化や、6mか4pのくっつきも残るイーシャンテンに取れますから、わざわざ1mを打つほどではないと思います。


東2局:白鳥翔

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