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Mリーグ2023-24 4月22日 NAGA解析/U-NEXTパイレーツ・仲林圭プロ、4着から9本場まで連荘して逆転トップ!

2024年4月22日、Mリーグ2023-24・117日目です。本日はセミファイナル9日目。U-NEXTパイレーツ・KONAMI麻雀格闘倶楽部・KADOKAWAサクラナイツ・EX風林火山の4チームが対戦しました。

第1試合、優プロ・松ヶ瀬プロ・渋川プロの三つ巴のトップ争いに。オーラス、松ヶ瀬プロはマンガンツモなら逆転という状況でツモって裏1枚なら逆転のリーチ。これをしっかりツモるとなんと裏3でハネ満に仕上げて見事逆転トップとなりました。

第2試合、仲林プロが南1局まで一人沈みの状態でしたが、南1局の親番でなんと南1局9本場まで連荘し一気に7万点のトップまで浮上します。仲林プロはこのリードを守り切りトップを獲得。パイレーツに2勝目をもたらしました。

本日の2試合はいずれも逆転が目立つ内容となりました。今日もNAGAと共に振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:渋川難波(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:松ヶ瀬隆弥(EX風林火山)
西家:佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
北家:鈴木優(U-NEXTパイレーツ)

NAGAデータ

渋川難波

松ヶ瀬隆弥

佐々木寿人

鈴木優

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東1局:佐々木寿人

寿人プロは上家の松ヶ瀬プロから出た8mをチー。松ヶ瀬プロはマンズを集めている河に見えます。巡目も遅いですし、この8mは渋々ですが鳴いた方がいいでしょう。NAGAも全タイプ8mチーを推奨しています。

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