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Mリーグ2023-24 1月16日 NAGA解析/KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳プロ、堀慎吾プロでデイリーダブル達成!

2024年1月16日、Mリーグ2023-24・66日目です。本日はBEAST Japanext・TEAM雷電・KONAMI麻雀格闘倶楽部・KADOKAWAサクラナイツの4チームが対戦。

第1試合、東場の間は全員が2万点台で局が進んでいき南1局。ここで親番の猿川プロがハネ満をツモ!一気にトップ目に躍り出ます。しかし南2局、岡田プロがマンガンをツモアガってそこに並びます。さらに南4局には滝沢プロが親満ツモで3者のトップ争いとなりますが、最後は岡田プロが逃げ切ってトップを獲得しました。

第2試合、序盤は静かに進みますが東3局1本場に堀プロが瀬戸熊プロからハネ満を直撃!これで一気にリードすると、堀プロは南場の親番でもマンガンをツモアガり、盤石の展開。そのまま終局まで持っていき、キッチリトップを獲得しました。

本日は岡田紗佳プロ、堀慎吾プロによるサクラナイツのデイリーダブル達成!その2試合をNAGAと振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:猿川真寿(BEAST Japanext)
南家:本田朋広(TEAM雷電)
西家:岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
北家:滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部)

NAGAデータ

猿川真寿

本田朋広

岡田紗佳

滝沢和典

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。NAGAの他タイプなどとは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東2局1本場:岡田紗佳

岡田プロはここで4m切り。一方でNAGAは1p切りを推奨しています。この手牌、愚形だらけでドラも赤もないです。なんとか打点を付けようとすればドラの東を重ねるか、タンヤオにするかといったところ。というわけでNAGAは1p切り…ということだと思います。

ただ逆にこんな愚形ばっかりで、ドラの東が1枚浮いている手から他3人と勝負できるのか?とも考えられます。だから岡田プロは4mを切って、あまり勝負に行かない形にしたのでしょう。

NAGAの1p切りはさすがに人間的にはやりにくく感じるので、4m切りもそこまで悪くはないかと思います。ただ一応ものスゴく上手くいってタンヤオの良形リーチになる可能性もまだ残したいので、個人的には2mを切りたいかなとは思いました。

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