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Mリーグ2023-24 2月1日 NAGA解析/KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾プロ、渋川難波プロによるデイリーダブルでチーム首位浮上!
2024年2月1日、Mリーグ2023-24・75日目です。本日はKADOKAWAサクラナイツ・U-NEXTパイレーツ・KONAMI麻雀格闘倶楽部・EX風林火山の4チームが対戦。
第1試合、東1局の親番で堀プロが5800を寿人プロから出アガり。この後、堀プロはほぼ持ち点を減らさず。ジワジワと増やしていき、結局そのままトップでゴール。展開にも恵まれましたが、完全な逃げ切りで見事個人2連勝となりました。
第2試合、東1局に渋川プロがマンガンをアガると、次局は1人テンパイで流局し加点。さらに親番となった東3局1本場でも加点しリードを広げていきます。しかしそこに迫るのが勝又プロ。ラス目の苦しい状況から、4連続のアガりで一気に渋川プロに迫ります。
オーラスも勝又プロがマンガンツモで逆転トップとまだまだ分からない点差でしたが、きっちり自身でアガりを決めてトップを獲得!
本日はサクラナイツが堀プロ・渋川プロによるデイリーダブル達成!本日開始時点で首位だったパイレーツは3着・4着となり、サクラナイツが首位浮上となる1日でした。この2試合をNAGAと振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
西家:二階堂瑠美(EX風林火山)
北家:鈴木優(U-NEXTパイレーツ)
NAGAデータ
堀慎吾
![](https://assets.st-note.com/img/1706794616208-1wyoEEeZ5Z.jpg?width=800)
佐々木寿人
![](https://assets.st-note.com/img/1706794621060-HNg2rDdgYS.jpg?width=800)
二階堂瑠美
![](https://assets.st-note.com/img/1706794624627-Ru6ymgWsFF.jpg?width=800)
鈴木優
![](https://assets.st-note.com/img/1706794628082-ywiOJaYCmd.jpg?width=800)
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。NAGAの他タイプなどとは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東1局:佐々木寿人
![](https://assets.st-note.com/img/1706786802837-67bAN0f7Ll.png?width=800)
寿人プロが2p放銃となった場面、ここはNAGAもオメガ以外は2p切りを推奨。リーチに対して現物は3mと5sがありますが、自身の手が良く、終盤とはいえ2p1スジなら勝負する価値はあります。
ただ8s4枚見え、7sが自身から4枚見えということを考えると愚形での放銃がないので、2pよりは7sの方がやや放銃率は低いような…?放銃は仕方のない面はあると思いますが、7sを打つ手段はあったかもしれません。
東1局1本場:鈴木優
![](https://assets.st-note.com/img/1706786787362-wRBRT3pe8G.png?width=800)
優プロは発をポンして6m切り。一方NAGAは西切りを推奨しています。手牌にはポンした発だけでなく、役牌の中もトイツ。両方鳴いていけばホンイツのマンガンもあるので、それを強く見た一打ですね。
一方NAGAの西切りはひとまずリャンメンには手をつけず、オタ風を切ってアガりを第一に見た一打ですね。どちらも一長一短ですが、トップ取りが重要なMリーグにおいて序盤は大きく打ってリードを築いておくほうがよいと思うので、6m切りの方で良いように感じました。
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