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Mリーグ2023-24 12月8日 NAGA解析/KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波プロ、連闘でトップ&2着と大きくポイントプラス!

2023年12月8日、Mリーグ2023-24・48日目です。本日はU-NEXTパイレーツ・BEAST Japanext・セガサミーフェニックス・KADOKAWAサクラナイツの4チームが対戦。

第1試合、序盤は東城プロがアガりを重ねてリードしますが、東3局の親番に渋川プロがマンガンツモで東城プロを逆転します。東城プロもオーラスにマンガンツモで逆転のところまで詰め寄りますが、渋川プロが逃げ切りトップを獲得しました。

第2試合、第1試合トップを獲得した渋川プロが連闘。序盤は鈴木優プロが親満をツモってリードしますが、東3局に渋川プロがハネ満ツモ。2連続トップが見えてきます。しかし、南2局の親番に鈴木優プロが2回の小さいアガりで親をつなぎ、南2局2本場でハネ満をツモ!これで一気に抜け出して、そのまま逃げ切ってのトップを獲得しました。

ただ渋川プロもしっかり2着を確保。第1試合と合わせて大きくチームポイントを増やしました。この2試合、NAGAで振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:鈴木大介(BEAST Japanext)
南家:東城りお(セガサミーフェニックス)
西家:渋川難波(KADOKAWAサクラナイツ)
北家:仲林圭(U-NEXTパイレーツ)

NAGAデータ

鈴木大介

東城りお

渋川難波

仲林圭

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。NAGAの他タイプなどとは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東1局:鈴木大介

大介プロはここで3m切りリーチ。一方NAGAは赤5m切りを推奨しており、リーチについてはギリギリ推奨寄りとなっています。やはりドラ単騎のチートイツという打点的な魅力が大きいのでしょう。

大介プロの検討配信を確認したところ、選択肢としては3m単騎ダマか赤5m単騎リーチとのこと。3m単騎のダマはここから合わせ打ちの可能性もあるので何巡かは強いが、その後は厳しい。また3mを切っておけば5m単騎はボケやすいのでその効果も狙ってのリーチとのことでした。


東2局:東城りお

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