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Mリーグ2023-24 1月12日 NAGA解析/BEAST Japanext・苦しいチーム状況から猿川プロ、菅原プロの同日連勝!
2024年1月12日、Mリーグ2023-24・64日目です。本日はEX風林火山・KADOKAWAサクラナイツ・KONAMI麻雀格闘倶楽部・BEAST Japanextの4チームが対戦。
第1試合、序盤は堀プロがアガってリードします。しかし南場にかけて全員の点数差が縮まっていき、オーラスには全員が2万点台という超僅差の展開に。そこで最後を制したのが猿川プロ。1300-2600をツモって堀プロを100点差でかわしてのトップを獲得しました!
第2試合、菅原プロが東1局の親番で12000・7700と連続でアガって一気にリードします。そこに渋川プロがジワジワとアガりを重ねて追いついていきます。そしてオーラス、菅原プロがキッチリアガりきってトップを獲得。BEAST Japanextが同日連勝となりました。
BEAST Japanextはチームポイントが最下位と厳しい中で本日は連勝。この2試合をNAGAと振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:猿川真寿(BEAST Japanext)
西家:勝又健志(EX風林火山)
北家:佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
NAGAデータ
堀慎吾
![](https://assets.st-note.com/img/1705061148042-yJrryhNMKR.jpg?width=1200)
猿川真寿
![](https://assets.st-note.com/img/1705061158907-2Nsdgpv9Sz.jpg?width=1200)
勝又健志
![](https://assets.st-note.com/img/1705061163102-71sCHOEeHf.jpg?width=1200)
佐々木寿人
![](https://assets.st-note.com/img/1705061153182-F2fmvXx54U.jpg?width=1200)
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。NAGAの他タイプなどとは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東1局1本場:佐々木寿人
![](https://assets.st-note.com/img/1705070215104-G7OuwRcxqx.png?width=1200)
寿人プロはここで2mを止めて北切り。一方でNAGAはガンマ以外2m切りを推奨しています。ラス目のリーチに対してドラまたぎの2mは押しづらいところであるのは間違いないです。ただ寿人プロの手も5200か8000のテンパイ。東1局ということもあってギリギリNAGAとしては押したいということでしょう。
ただ守備型のガンマは北切ってのオリを推奨しているので、オリもそこまで悪手では無いということでしょう。個人的にはもう少し残り巡目があれば押しそうですが、この状況だと同じくオリを選択しそうです。2m押しは人間的には結構難しい選択かもしれません。
東3局:佐々木寿人
![](https://assets.st-note.com/img/1705070192248-47BAyoofyM.png?width=1200)
寿人プロはここでカン5sの先制リーチ。一応NAGAはオメガとニシキがリーチ推奨ですがそれでもギリギリの推奨度です。実際、Mリーガーでもこの手をダマにする人はそこそこ多そうに思います。ただ序盤なら愚形リーチのみの手もそれなりに有効であり、リーチファイターである寿人プロらしいリーチでした。最近はこういったリーチがなりを潜めていた印象があるので、この場面は面白かったですね。
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