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Mリーグ2023-24 2月6日 NAGA解析/渋谷ABEMAS・多井隆晴、炎の4連闘!本日の試合は2着→1着でまとめる。

2024年2月6日、Mリーグ2023-24・78日目です。本日はEX風林火山・赤坂ドリブンズ・セガサミーフェニックス・渋谷ABEMASの4チームが対戦。

第1試合、東2局1本場に多井プロがハネ満をツモってトップ目に浮上。しかし次局、浅見プロがマンガンをツモると南場の親番で7700を多井プロからロンアガり。さらに次局もマンガンをツモって5万点超え。トップは決まりかと思われましたが、多井プロがマンガン→ハネ満をアガって一気に追いすがります。ですが最後は浅見プロがキッチリアガりきり、浅見プロがトップを獲得しました。

第2試合、多井プロが連闘。東1局にマンガンをツモりますが、東3局で園田プロがマンガンをツモ。2人のトップ争いとなりましたが、最後は多井プロがオーラスに逆転となるマンガンをアガって決着。多井プロがトップを獲得しました。

多井プロは先日の試合でも連闘。本日も連闘ということで全4連闘となりました。本日の試合も2着→1着でまとめてさすがの最速最強。それをNAGAと共に振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:松ヶ瀬隆弥(EX風林火山)
南家:浅見真紀(赤坂ドリブンズ)
西家:魚谷侑未(セガサミーフェニックス)
北家:多井隆晴(渋谷ABEMAS)

NAGAデータ

松ヶ瀬隆弥

浅見真紀

魚谷侑未

多井隆晴

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東2局:松ヶ瀬隆弥

この場面、松ヶ瀬プロは上家から出た3sをスルー。一方NAGAは全タイプで僅差ながらチーを推奨しています。巡目は終盤、松ヶ瀬プロの手はイーシャンテンですが受けは結構苦しく、この3-6sも4枚目です。この後メンゼンでテンパイを入れてリーチ→アガりとなるのは難しいでしょう。

それよりはここで3sをチーして3mを切れば5mと西のシャンポン待ちのツモり三暗刻のテンパイになります。ドラ赤あるのでキッチリリーチで勝負したいのかもしれませんが、ここが妥協ポイントではないでしょうか。

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