見出し画像

Mリーグ2023-24 11月10日 NAGA解析/連闘のKADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎プロが1着→2着で一気にプラス!

2023年11月10日、Mリーグ2023-24・32日目です。本日はKADOKAWAサクラナイツ・渋谷ABEMAS・KONAMI麻雀格闘倶楽部・BEAST Japanextの4チームが対戦。

第1試合、東1局に松本プロが三倍満ツモ!これで一気に勝負が決まるかと思われましたが、内川プロが東4局3本場でマンガンをアガると、南1局の親番で連続のアガりを決めて逆転。その後も自力でアガって局を消化していき、見事なトップを獲得しました。

第2試合、第1試合から連闘の内川プロが東1局にマンガンをアガります。またもトップかと思われましたが、その後は日向プロと菅原プロがアガりを積み重ねていきます。南場に入って内川プロが再びマンガンをアガって盛り返しますが、最後は菅原プロが逃げ切ってトップを獲得となりました。

第1試合・第2試合と連闘した内川プロ、久々の勝利をBEASTのもたらした菅原プロ…NAGAで振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:内川幸太郎(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:松本吉弘(渋谷ABEMAS)
西家:佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
北家:猿川真寿(BEAST Japanext)

NAGAデータ

内川幸太郎

松本吉弘

佐々木寿人

猿川真寿

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。NAGAの他タイプなどとは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東1局:猿川真寿

猿川プロは対面から出た中をポンせず。NAGAはヒバカリ以外の4タイプがポンを推奨しています。形が悪くないですし、いざとなったら西のトイツ落としでオリられるのでポンしても良さそうですが…やはり親がダブ東をポンしている中で仕掛けていくのに抵抗があるということでしょうか。

とりあえず猿川プロがこういう軽い仕掛けはしない人だということはよく分かりました。


東1局:松本吉弘

松本プロはここで4s切り。ドラ4の手なのでひとまずチートイツのイーシャンテンに取りつつ、メンツ手の変化も残すとなれば4s一択でしょう。パッと見るとちょっと迷いそうかなとも思いましたが、さすがに松本プロはこういうところは間違えませんね。

ここから先は

5,156字 / 31画像
この記事のみ ¥ 130
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?