見出し画像

Mリーグ2023-24 3月8日 NAGA解析/赤坂ドリブンズ・鈴木たろうプロ、個人3連勝となるトップ獲得!同チーム・渡辺太プロもトップでデイリーダブルも達成!

2024年3月8日、Mリーグ2023-24・96日目です。本日はKONAMI麻雀格闘倶楽部・赤坂ドリブンズ・EX風林火山・TEAM雷電の4チームが対戦しました。

第1試合、南3局まで全員が2万点台という極めて僅差のゲーム。そこをドリブンズ・たろうプロがマンガンのアガりで抜け出し、そのままトップを獲得!これで個人3連勝となりました。

第2試合、こちらも南場に入った時点では全員2万点台と僅差。そこからKONAMI・高宮プロがアガってトップに立ちますが、南場の親番でドリブンズ・太プロがハネ満をツモって逆転。しかしさらに風林火山・松ヶ瀬プロがハネ満ツモで再逆転しオーラスに。最後は太プロがきっちり松ヶ瀬プロをまくるアガりを決めてトップを獲得しました。

本日は3連勝のたろうプロと太プロでドリブンズがデイリーダブル達成と、まさしくドリブンズデーとなった1日でした。本日の試合もNAGAで振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:高宮まり(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
南家:二階堂瑠美(EX風林火山)
西家:黒沢咲(TEAM雷電)
北家:鈴木たろう(赤坂ドリブンズ)

NAGAデータ

高宮まり

二階堂瑠美

黒沢咲

鈴木たろう

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東1局:黒沢咲

黒沢プロはここで9p切りを選択。一方NAGAは白切りが第1候補、第2候補も3s切りを挙げています。牌効率で行けば白切りになりますが、やはり大三元の目は消したくないということでしょう。

ただ、白を残すにしても形だけで考えれば、ターツが十分なので3s切りが普通に見えます。9p切りよりは3s切りでいいのではないでしょうか。

ここから先は

5,408字 / 25画像
この記事のみ ¥ 130

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?