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Mリーグ2023-24 4月8日 NAGA解析/セミファイナル第1戦、6位のABEMASが日向プロ・松本プロでデイリーダブル!

2024年4月8日、Mリーグ2023-24・109日目です。本日からセミファイナルが開始!U-NEXTパイレーツ・赤坂ドリブンズ・渋谷ABEMAS・KADOKAWAサクラナイツの4チームが対戦しました。

第1試合はオーラスまで全員にトップがある僅差の展開でしたが、最後は日向プロが逃げ切ってトップを獲得。第2試合は東1局から親の松本プロが連続でアガって持ち点が一時6万点を超えます。渋川プロがなんとか追いすがりますが、そのまましっかり振り切って松本プロがトップを獲得。

セミファイナル開始時点で6位スタートだったABEMASがデイリーダブル達成!一気にファイナル進出争いは混沌としてきました。本日の試合もNAGAと振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:鈴木優(U-NEXTパイレーツ)
南家:内川幸太郎(KADOKAWAサクラナイツ)
西家:日向藍子(渋谷ABEMAS)
北家:園田賢(赤坂ドリブンズ)

NAGAデータ

鈴木優

内川幸太郎

日向藍子

園田賢

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東2局:内川幸太郎

内川プロは前巡カン2sのテンパイを入れてダマ。次巡に5sを引いたところで4pを切ってオリを選択しました。下家の日向プロが発・中と仕掛けている状況。いくら親番とはいえ、カン2sでリーチに行くのはやり過ぎでしょうから、ダマテンは当然の選択だと思います。

そして5sを引いてきた場面、NAGAは僅差で全タイプ1s切りを推奨しています。日向プロは結構な確率でテンパイ。最終手出しが3sなので1sは相当打ちづらいですが、自身が親番なのでなんとか粘ろうということでしょうか。

しかし役なしの打点もないカン4sで1sを押す人間はほぼいないと思います。日向プロがソーズのホンイツのケースもありますし、さすがに4p切りのオリで良さそうに思います。

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