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Mリーグ2023-24 1月22日 NAGA解析/TEAM雷電・黒沢咲プロ、瀬戸熊直樹プロによるデイリーダブル!一気にカットラインまで迫る。
2024年1月22日、Mリーグ2023-24・69日目です。本日はTEAM雷電・EX風林火山・KADOKAWAサクラナイツ・KONAMI麻雀格闘倶楽部の4チームが対戦。
第1試合は女流プロ4名での対戦。東1局、黒沢プロが親満をツモると、東1局1本場では岡田プロがハネ満ツモ。この2人が少し浮いた状態で局が進んでいきます。南2局2本場、岡田プロがマンガンをアガってリードしますが、南3局には黒沢プロが岡田プロからマンガンを直撃してトップ目に立ちます。
オーラス、親番の高宮プロが親満ツモで一気に4人の点差が縮まりますが、反撃もここまで。最後は黒沢プロが珍しい仕掛けから300-500ツモで逃げ切り、トップを獲得しました。
第2試合、東1局に松ヶ瀬プロがマンガンをアガってリード。しかし東3局に瀬戸熊プロが親番で倍満ツモ!これでトップ目に立ちます。ただ南1局に滝沢プロがハネ満ツモでさらに瀬戸熊プロをまくりトップへ。
滝沢プロと瀬戸熊プロでのトップ争いとなりますが、南2局に瀬戸熊プロが1300-2600をツモアガると、迎えた親番・南3局でもマンガンをツモ。これで他3者を引き離しそのままトップ獲得となりました。
本日の2試合はTEAM雷電がデイリーダブル達成。現在6位だったEX風林火山にラスを押しつけたこともあって、一気に6位浮上が見えてきました。そんな本日の2試合をNAGAと振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:黒沢咲(TEAM雷電)
南家:二階堂亜樹(EX風林火山)
西家:岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
北家:高宮まり(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
NAGAデータ
黒沢咲
![](https://assets.st-note.com/img/1705923340667-WrKCBeKKrv.jpg?width=800)
二階堂亜樹
![](https://assets.st-note.com/img/1705923345354-xnkfix4Jyx.jpg?width=800)
岡田紗佳
![](https://assets.st-note.com/img/1705923348662-QRIJ0sEGDh.jpg?width=800)
高宮まり
![](https://assets.st-note.com/img/1705923352594-qXzbCU15uZ.jpg?width=800)
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。NAGAの他タイプなどとは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東1局:二階堂亜樹
![](https://assets.st-note.com/img/1705935247374-aCp5ueGfJ1.png?width=800)
亜樹プロはここで第一打4p切りからスタート。手が悪いのでチャンタなどの手役を見ながらスリムに構えようということでしょう。こういった進行は亜樹プロらしいですね。一方NAGAは普通にアガりを目指そうと1s切りを推奨。手牌には字牌も多いですし、ひとまずアガりに向かうこちらの方がバランスはいいかもしれません。
東1局1本場:二階堂亜樹
![](https://assets.st-note.com/img/1705935230205-rK0rM8g4PA.png?width=800)
亜樹プロはここで9p切り。一方NAGAは北切りを推奨しています。現在の手牌には雀頭がなく、9pのトイツは雀頭の候補となる部分です。この手牌にカン5sをダイレクトで引いてきた場合は、78pターツを外して9pを雀頭としたリャンメン2つのイーシャンテンに取れます。その瞬間的な変化を無くしてしまうのはさすがにもったいないように感じます。まだ2巡目で守備を意識する時間でもないですし、真っ直ぐ打ちたいように思います。
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