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BEASTJapanext・Mリーグ開幕戦 出場選手投票の革新と違和感

BEASTJapanextの革新

自社の持っているメディアで様々な企画を行ってくれる、Mリーグ新加入チーム・BEASTJapanext。そんなBEASTJapanextが今度はこんな企画を行った。

なんとMリーグの開幕戦に出場する選手を番組内の投票で決定するという斬新な企画。わざわざ公式アプリを入れないと投票できないので、システム的には面倒だが、その中で1000票を集めたのはそれなりに意味があったと言えよう。

そして投票の結果としては1位が猿川真寿、2位が鈴木大介。この2名がそれぞれ開幕戦の第1回戦・第2回戦に出場することとなった。

BEASTは自社の持っているメディア「BSJapanext」にて、Mリーグドラフトが終わってから毎週のようにBEASTに関連した企画番組を放送している。本noteでも先日開催された、二階堂姉妹と中田花奈・菅原千瑛の4名による対局や…

BEAST所属の4名によるチーム内での放送対局などをNAGA解析し、記事として取り上げている。

こういった企画を自由に組んで行えるというのはこれまでのMリーグのチームとは一線を画している。Mリーグに所属するチームの中で自社のメディアを持っているのはABEMAを運営している 渋谷ABEMASくらい。しかしABEMAはそもそもMリーグを放送している媒体なので、ABEMASだけを取り上げて番組を作るということは難しい。BEASTは自社メディアだから好きに番組を作れるというところが強みであろう。

ここまでの番組作成を見ていると、おそらくBEASTはMリーグ開催中も様々に番組を放送してくれそうである。新チームがコンテンツを多く作成するということは新たなファンの開拓につながり、それはひいてはMリーグ全体の盛り上がりにつながっていくことは間違いない。BEASTJapanext・BSJapanextにはMリーグ、自社コンテンツの両面で奮闘していってほしい。

選手投票の違和感

さてBEASTJapanextの企画・放送についてはなにも言うことはない。このまま継続してほしいと思うばかりであるが、今回の選手投票という企画には違和感を覚えた。その企画自体は全く悪くはないのだが、他のスポーツを比較した時に違和感がある…という話である。

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