Mリーグ2023-24 2月29日 NAGA解析/第1試合はフェニックス・茅森プロがトップ、第2試合はBEAST・猿川プロトップで譲らないボーダー争いが続く
2024年2月29日、Mリーグ2023-24・91日目です。本日は赤坂ドリブンズ・TEAM雷電・セガサミーフェニックス・BEAST Japanextの4チームが対戦。
本日はボーダー争いをしている雷電・フェニックス・BEASTの3チームが直接対決!第1試合、太プロが東4局にマンガンをアガると、次局の親番でハネ満をツモ。これで一気にリードしますが、なんと茅森プロがジワジワと追い上げ、オーラスで逆転しトップを獲得します。
第2試合、第1試合では4着だった菅原プロの仇を討つように、チームのエースである猿川プロが意地のトップを獲得!第1試合でトップだったフェニックスは東城プロがラスとなってしまいました。
2試合の結果、どこも抜け出すことなく下位4チームが並んだままの状態に。まだまだこれからも目の離せない試合が続いていきますね。今日の試合もNAGAで振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:渡辺太(赤坂ドリブンズ)
南家:本田朋広(TEAM雷電)
西家:茅森早香(セガサミーフェニックス)
北家:菅原千瑛(BEAST Japanext)
NAGAデータ
渡辺太
本田朋広
茅森早香
菅原千瑛
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東1局:渡辺太
渡辺プロの第1打何を切るか?NAGAの選択肢は1sと2p。素直に行くなら孤立の2p切りですが、タンヤオと678の三色を強く見るならペンチャンを外す1s切りになります。どちらも一長一短という感じですが、トップ取りのMリーグなら東1局は大きく打点を狙って1s切りが優位でしょうか。
東1局:本田朋広
本田プロはここで上家から出た2sをポン。遠い発バックのみの仕掛けであり、NAGAもさすがに全タイプスルーとしています。本田プロらしいアグレッシブな仕掛けではありますが、3トイツからチートイツの変化もあるわけで、さすがに鳴かない方がいいように思います。
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